昨日から倉敷市でボランティア活動に参加しています。
今日で倉敷市での活動は4日目、今回のボランティア旅の活動はこれで最後です。
倉敷市真備地区でのボランティア活動4日目。土地を去る人と残された土地の行方
今日は(僕は)軽めの作業でした。
ブロック塀と格闘
今日の依頼は、自宅の敷地外に倒れてしまった、ブロック塀を解体するというものでした。
ブロック塀って素人でも壊せるの?と心配だったのですが、鉄製のハンマーでぶん殴ると比較的簡単に壊れてくれました。
ハンマーでブロック塀を殴る人と、壊されたブロック塀の破片を回収して土のう袋に詰める人、という分担で作業を進めました。
ベテランの方が簡単にブロック塀を壊していたので、僕もハンマーを持って挑んでみましたが、さっぱりブロック塀は壊れません。
自分のひ弱さにちょっとショックを受けました。
土地を去るという決断
家主さんからの依頼はブロック塀を解体することでしたが、ご自宅の方を見るとほとんど手つかずの状態になっていました。
はて?ブロック塀よりも自宅をきれいにする方が先じゃないの?と思ったのですが、「この家は解体して、更地にして、不動産屋に売るんです」という話でした。
「もうここは危なくて住めないから」と別の土地に移ることにしたそうです。
きちんと堤防が修復されて、治水工事が完了したとしても、一度大変な目に遭ってしまったら、安心して暮らせないのでしょう。
自宅以外に田んぼや畑を持っている訳ではないので、安心できる場所に移り住む、という選択もアリかもしれません。
残された土地の行方
どうやら不動産屋が周辺の土地をまとめて買い取る動きをしているようで、治水工事が終わった頃に再びこの地は分譲されて、新たな住人を迎えることになるようです。
今回の教訓がきちんと伝えられると良いのですが。
これにて活動終了
今日は軽めの作業(ハンマーで殴ってる人たちは重労働だったと思いますが)で、早めに仕事が終わってしまったので、なんだか不完全燃焼気味です。
最後の活動だったので、ちょっともの足りないな〜という感じでした。
活動を終えてボランティアセンターに戻り、高速道路の無料措置を受けるための証明書を発行してもらいました。
明日と明後日の2日間をかけて、宇都宮に帰ります。
まだ国から新たな発表がないので、高速道路の無料措置は、今のところ9月いっぱいで終わる予定です。
さすがに自腹で岡山&広島まで来るのは(金銭的に)大変なので、今回の災害ボランティア活動は終了となります。
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