フォレスターに装備されているカーナビは、楽ナビの2015年モデルです。
地図データが古かったので、アップデートしたのですが、これがまた大変でした。
楽ナビ(2015年モデル)のアップデートは大変の巻
楽ナビの2015年モデルは、「マップチャージ3年分付き」となっていて、2018年10月までは、最新の地図データを無料で入手することが出来ます。
フォレスターを購入した時点で、地図データが全く更新されていなかったため、更新することにしました。
しかし、カーナビの地図データを更新するだけなのに、大変な作業が待ち構えていました。
大変その1:地図データをダウンロードするソフトがmac OSに対応していないので仮想Windows環境を構築
地図データをダウンロードするためには、パイオニア純正のソフト「NAVI*STUDIO」を使用する必要があります。
しかしこのソフト、Windowsにしか対応していないのです。
詳しくは、前回の記事をご覧ください。
▼前回の記事はこちら。
我が家にはiMacとMacBookの2台しかありません。
仕方が無いので、iMac上に仮想Windowsの環境を構築しました。
▼macOS上で仮想Windows環境。
この環境を作る手順は、以下の通りです。
- iMacでVirtualBoxをダウンロードしてインストール
- Windows 10のISOファイルをダウンロード
- VirtualBox上に仮想のWindows10環境を構築
- Windows10環境にNAVI*STUDIOをインストール
- iMacに外付けSDカードリーダーを取り付けて、地図データをSDカードに書き込み
それぞれの詳しい手順は、ググったら見つかるので省略します。
この手順で、なんとかアップデート用のデータをSDカードに書き込みました。
この作業だけで、3時間くらいかかったでしょうか。
大変その2:カーナビ本体のアップデート処理に2時間もかかる
さて、SDカードの準備が出来たので、アップデート作業に取りかかります。
事前に調べた情報によると、SDカードのデータを使って、カーナビの全地図データを書き換えるのに、時間が90分以上かかるということでした。
そこで、夏休みの旅行で東北方面にドライブする時に仕掛けました。
アップデートの手順は簡単です。
- クルマのエンジンをかける
- カーナビのSDカードスロットにSDカードを差し込む
- 「アップデートしますか?」と聞かれるので「はい」を選ぶ
- アップデートが延々と続く
- 最後に再起動して終了
▼残り時間表示。
当然ながら、アップデート中は地図が表示されません。
さらに、オーディオ機能も止まってしまうので、音楽を再生することも出来ません。
2時間近く、地図なし&BGMなしでドライブする羽目になりました。
おわりに
仮想Windows環境を作ることが出来たので、次回のアップデート作業は今回よりも楽にはなるでしょう。
それでもまた2時間、BGM無しでドライブしなくてはならない、というのは不便ですね。
コメント