前日、3日目のダイジェストはこちらから。
8月15日(月) 晴れ
ツーリング4日目、ついに今日から九州編が始まりました。ここからが本番です。
今日は志布志港からスタートして佐多岬、なんきゅうフェリー、そして指宿までと、距離自体はあまり長く走っていませんが、今日も楽しい一日でした。
今日の日の出
朝5時に起床して、カロリーメイトを食べながら日の出を待ちました。
そして日の出。
ガスっていたため水平線から太陽が昇るところは見えませんでしたが、こんな感じでまあるい朝日を拝むことができました。
今日の観光
今日は観光というよりもツーリング寄りでした。
その1:佐多岬&佐多岬ロードパーク
佐多岬といえば、九州の最南端です。
こちらは佐多岬への入り口(ロードパークの始点ではない)。
ここの道路をびゅーんと登っていくと、佐多岬の駐車場にたどり着きます。
そして駐車場から約800m(※)歩くと、佐多岬の展望台に到着します。
実際にはこの先にある灯台が最南端なんですけど、普通の人がたどり着ける最南端はこの立札のところになります。
※800mと聞くと大した距離に見えませんが、実際はものすごいアップダウンがあるので大変です。夏に行くところじゃないです
その2:フェリーなんきゅう
交通手段でもあるのですが、フェリー好きなのでこれもある意味観光なんです。
佐多岬があるのは大隅半島、そして宿を手配した指宿は薩摩半島です。
この二つの半島を往来するために、鹿児島県ではフェリー航路がいくつかあります。その中で最短距離で移動できるのが、このフェリーなんきゅうが運航している根占~山川航路です。
こんな感じの小さなフェリーです。これで一日4~5往復運航しています。
佐多岬から戻ってきて15時の便に乗ろうとしたところ、すでに(14時時点で)満席だったため、泣く泣く次の17時の便に乗りました。
根占港で3時間も時間ができて困ったのですが、幸いにも近くにコインランドリーがあったので、洗濯をして時間をつぶしました。着替えの問題が解消したので、あるいみ結果オーライという事で。
また、17時の便で一緒になったNinja250のお兄ちゃん(横浜から陸路で来た!とのこと)から、阿蘇方面の道路情報を教えてもらえましたし。
今日のうまいもん
今日はフェリーでカロリーメイトを食べて、そのあとは水とアイスとガリガリ君しか食べていませんでした。昨日もろくなものを食べていなかったので、しばらくまともなご飯を食べていませんでした。
そして今日の宿の晩ごはんがこちら。
薩摩の黒豚、近海のカツオたたき、花咲ガニ、ゴーヤの漬物、自家製?さつま揚げ、そして貝の煮物、茶碗蒸し、あと写真に入っていないけど、軟骨の煮物も出てきました。
楽天トラベルでも食事が絶賛されていましたが、確かに全部おいしかったです。しばらくぶりのまともな食事だったので、ちょっと感動して泣きそうになりました。
明日の朝ごはんも今から楽しみです。
今日の宿
今日のお宿は、指宿の温泉街にある「民宿たかよし」です。たかよし、というのはオーナーの苗字です。
一見、普通の家に見えて素通りしてしまいました。
気さくな女将さんとおいしい料理、貸し切りのお風呂(夜は砂むし風呂に行ったため、未使用)、居心地の良い部屋、そしてちょうど良いところにある電源コンセント、なかなか良い感じです。
驚いたのは、女将さんがバイリンガルなんですよ。
夕食の時に、僕と話をするときは標準語で、なじみのお客さん(たぶん鹿児島県内の人)と話すときは薩摩ことば?で話していました。薩摩の言葉で会話しているのを横で聞いていましたが、20%くらいしか理解できませんでした。
全然違う言葉なんですね~、面白い。
今日の温泉
指宿といえば、「砂むし風呂」という事で、夕食後に行ってきました。
専用の浴衣に着替えて砂浜に下りていくと、砂蒸し風呂のコーナーがあって、砂をかけてくれるスタッフさんが待ち構えています。指示に従って砂の上に寝転がると、スコップで砂をかけてくれます。
そして出来上がり。こんな感じで記念写真を撮ってくれます(要スマホ持参)。
なかなか面白い体験でした。波の音を聞きながらぼーっと過ごすのは、良い気分ですよ。
今日の走行距離
約130㎞でした。
佐多岬を歩いたり、フェリーの待ち時間が長かったのであまり走っていません。佐多岬に向かう道路は交通量も少なくて景色も良くて楽しい道で、あまり走っていませんが満腹です。
それにしても、こんなに毎日、お天気が良い旅というのは初めてです。
明日につづく。
2016年夏 本州九州ツーリングの目次はこちら
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