5/12〜5/14の3日間、再び金丸文化農園にお邪魔して農作業のお手伝いをしてきました。
今回は桃の「おろ抜き」を体験してきました。
金丸文化農園で再び農作業体験。桃の「おろ抜き」はセンスと根気と集中力が必要
▼前回の記事はこちら。
前回はサクランボがメインの作業でしたが、今回は桃です。
桃の「おろ抜き」という作業を手伝いました。
「おろ抜き」について
「おろ抜き」は美味しい果実を実らせるために必要な作業のひとつです。
(果樹だけでなく)木は放っておくとたくさんの花を咲かせてたくさんの実が付きます。
▼実がびっしり。
木にたくさん実が付くのは良いことのように思えますが、実の数が多すぎると一つ一つの実にしっかり養分が行き渡らないため、実が大きく育ちません。
そこで、ほとんどの果樹では、一つ一つの実にたっぷり養分が行くように、実を間引く作業が行われます。
この作業を「おろ抜き」と呼びます。
この間引く作業は何度も行われ、タイミングによってそれぞれ「摘蕾(てきらい、つぼみを間引く)」「摘花(てきばな、花を間引く)」「摘果(てきか、実を間引く)」と呼ばれます。
こちらのページに分かりやすい説明があります。
▼美味しい桃が実るまで|ふえふき旬感ネット
「おろ抜き」作業のお手伝い
今の時期は、花が散って小さな実がたくさん付いている状態なので、「摘果」の作業となります。
▼間引く前。
▼間引いたあと。
これでもまだ多いのですが、今回はこれ位まで間引きます。
感覚的には7〜8割くらい、実を摘み取っていく感じです。
ポイントは、「桃の実が大きくなったときに、いい塩梅に付いている状態をイメージしながら、余計な実を摘み取っていく」のだそうです。
この「いい塩梅」というのが非常に難しい訳です。
僕は桃が実っている状態を見たことがないので、金丸ご夫婦に「いい塩梅」を教わりながら、作業を進めました。
▼高いところは、三脚に登って作業。
機械的に実を落としていくことが出来ないので、木の状態、枝の状態、実の状態を見ながら、一つ一つ地道に実を摘んでいきました。
けっこう時間がかかる大変な作業でした。
今回の農作業体験で感じたこと
三脚(ハシゴに足が一本付いてるやつ)を登ったり降りたりしながら、すべての実を見ていく作業でした。
体力的にはあまり大変ではありませんが、根気と集中力の必要な作業でした。
BGMや他の人とのおしゃべりなど、やる気を維持するための工夫が必要かもしれません。
こうやって、作物の出来上がる過程を見られる、というのは貴重な体験だな〜と感じました。
おわりに
今回も楽しい農作業体験でした。
農作業が楽しいのか、金丸夫妻と一緒にいるのが楽しいのか、どちらかよく分かりませんが、ここに来ると元気になります。
桃の作業が一段落すると、今度はサクランボのおろ抜きに取りかかるそうです。
この時期は休む暇がなく、どんどん次の作業が待ち構えているのですね。
金丸文化農園について
ネットでの直販だけでなく、サクランボ狩りもやっています。
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また、金丸夫妻は農園の他にも、近隣のさまざまな人に「居場所」を提供するために「金丸文化学園」を立ち上げています。
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