足尾銅山を観光してきた。大規模な産業遺構が放置されていてもったいない

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「足尾銅山」に行ってきました。

点在する産業遺構は多くて、もっとしっかり整備すれば、見応えのある観光地になるのに、なんだかもったいない観光地でした。

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足尾銅山を観光してきた。大規模な産業遺構が放置されていてもったいない

「足尾銅山」といえば、小さい頃に社会科の授業で耳にした事がありました。

残念ながらその授業で聞いた内容は、鉱毒事件があって大変だった、という印象しか残っていません。

足尾ってどこにあるの?

旧足尾町(現在は日光市足尾町)の場所です。

▼地図ではこのあたり。

渡良瀬川の上流にあり、群馬県との境に位置しています。

東京方面からアクセスする場合は、群馬県側からわたらせ渓谷沿いに登っていくルートもあります。

今回のコース

今回はまったく下調べせずに立ち寄ったため、行き当たりばったりであちこち行ってみました。

足尾歴史観 → 足尾銅山観光 → 遺構めぐり

というルートでした。

古川掛水倶楽部は、平日は一般開放されていないため、外から眺めるだけでした。

足尾歴史館(入館料350円)

▼建物外観。

かなり地味な施設ですが、写真やパネルや実際に使われいた道具などを展示しながら、銅山の歴史だけでなく、昔の街がどんな様子だったのかを知ることができます。

現在の足尾町はかなり過疎っていますが、昔は銅山関係者とその家族でかなり多くの人が住んでいたそうです。

大きな小学校や、娯楽施設、迎賓館など、当時は賑わっていた様子を知ることができました。

人口動態や銅の産出量など、もう少し統計的な情報が欲しいところです。

ここで、ガイドマップを入手することができました。

足尾の全体像を把握するためには、まずこちらに足を運ぶと良いでしょう。

足尾銅山観光(入場料820円→400円※)

(※2018年10月から一部の見学コースがメンテナンス中のため、料金を割引き中です)

▼入り口。

足尾銅山は、坑道の総延長が1200kmもあったそうで、今でも山の中には多くの坑道が網の目のように張り巡らされているみたいです。

現在、それらの坑道は閉鎖されて入ることが出来ませんが、この施設ではその坑道の一部を使って、当時の様子を垣間見ることができます。

トロッコ列車に乗って坑道の中に入り、見学コースを通って出てくることができます。

▼トロッコ。

見学コースでは、鉱物の種類、採掘方法、銅の精錬方法などを展示で紹介しています。

見学コースが制限されていたため、なんと30分で見終わってしまいました、、、。

放置されたままの遺構がもったいない

施設としてオープンしているのは、

  • 足尾歴史観
  • 足尾銅山観光
  • 古河掛水倶楽部(土日祝日のみ見学可能)

の3ヶ所だけですが、それ以外にも足尾の町や山の中に多くの遺構が残っています。

しかし、これらは古河機械金属株式会社の私有地のため立ち入り禁止で、じっくり見て回ることができません。また、遺構は手入れがされておらず、放置されたままです。

▼精錬所跡。

▼なにかの建物。

ほかにも多くの遺構があったのですが、付近に駐車場も無く、立ち止まって見ることが出来ない場所ばかりでした。

ポテンシャルはありそうだが

江戸時代、1600年代に開山されてから400年の歴史を持ち、日本一の産出量を誇った足尾銅山ですが、いかんせん全体的に、盛り上がりに欠ける観光地でした(平日だったから?)。

近代の遺構としてはかなり大規模なものなので、しっかり整備すればもっと魅力的な観光地になりそうなポテンシャルはあると思います。

わたらせ渓谷鉄道もありますし、鉄道好き、廃墟好き、産業遺産好き、鉱物好き、などなど、いろんなクラスタが引っかかると思うのです。

個人的には非常に面白いところだと思ったのですが、「もったいないな〜」という感想です。

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札幌市在住のIT系エンジニア。 雪を求めて2019年12月に、関東地方から北海道へ移住。 趣味はスキー、マラソン、料理、ガジェット、ドラクエウォークなど。 Windows95の時代からインターネットに接続し、インターネット歴は20年以上。 ぼーっと過ごしているうちに、あっという間に40代を迎え、このままでいいのだろうか?と不安に感じる。 40歳になったことを機に、2016年1月に3度目のブログを開設。 「時間とお金の自由」を求めて、日々の生活と、趣味にまつわるブログ記事を更新中。 一番好きな「スキー」のある暮らしを求めて、札幌市へ移住。 もっと詳しいプロフィールはこちら。