先日、外出先で動画を編集してエンコードする、という作業がありました。
MacBookで作業したところ、ものすごく時間がかかったりOSが固まったりと、大変な目に遭いました。
せっかくなので、MacBookがどれくらい遅いのか調べてみました。
MacBookで動画エンコードが大変だったので、どれくらい遅いか時間を計ってみた
自宅では21インチのiMacを使用していますが、お出かけ用にはMacBookを使っています。
MacBookはあまりスペックにこだわらず、2016年の梅モデル(一番低いスペック)を選びました。
梅モデルでも、写真を編集して文章を書く、という用途にはまったく問題なく使えているので、ブログを更新するという用途では大丈夫です。
MacBookで動画編集することに
今回、珍しく動画編集する機会がありました。
事前に受け取っていた動画は、自宅のiMacで編集してエンコードも済ませていました。
そして、現地で追加の動画データをもらい、そこで編集&エンコードして、まとめて納品する、という場面がありました。
その場で編集とエンコードする必要があったため、iMacではなくMacBookで作業したのですが、その時にものすごく時間がかかって大変でした。
実際にやってみて、MacBookで動画編集はやっちゃいけないのだな、と感じたのでした。
自宅の母艦iMacとMacBookの2台でエンコード時間を計ってみた
一応、どれくらい遅いのかを把握するために、時間を計ってみることにしました。
約10分20秒の動画素材をiMovieで編集し、iMacとMacBookでエンコードしてみました。
まずは使用した2台のスペックの比較です。
iMac(Retina 4K、21.5-inch、2017、松カスタマイズ)
▼基本スペック
松モデルから、メモリを増やしてSSDを変更しています。
▼Geekbenchスコア:Single 4685、Multi 14111
MacBook(Retina、12-inch、Early 2016、梅)
▼基本スペック
▼Geekbenchスコア:Single 2514、Multi 4996
タイムスタンプでエンコード時間を確認してみたところ、
- iMac:114秒(2分弱)
- MacBook:865秒(17分強)
という結果となりました。
MacBookの方が7.5倍も時間がかかることが分かりました。
CPUのスペック差以上の結果だったので、けっこうGPUの性能差も影響しているようです。
また、iMacは動画の再生時間の約2割でエンコードできますが、MacBookは動画の再生時間の1.7倍も時間がかかるという見積もりも出来ます。
おわりに
iMacは実時間よりも早くエンコードが完了しますが、MacBookの場合はかなり時間がかかることが分かりました。
あと、僕の環境だけかもしれませんが、複数のプロジェクトを一気にエンコードしていたところ、OSが固まって強制シャットダウン→再起動が必要でした。
基本的には、MacBookには動画のエンコードをやらせてはいけない、ということですね。
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