平日まっただ中でしたが、2泊3日でカヌーキャンプに行ってきました。
目的地は福島県の裏磐梯エリアにある、曽原湖(そはらこ)です。
曽原湖でカヌーキャンプ。カナディアンのソロを初体験
今回のメンバーは、遅い夏休みを取った友人と、カヌーのお師匠、そして僕を含めて3人という、久しぶりに少人数でのキャンプとなりました。
湖で操舵役&ソロデビュー
曽原湖は福島県の裏磐梯エリアにある湖で、1時間くらいでぐるっと1周できる大きさの湖です。
小さい湖なので湖面は静かで、カヌーの練習にはもってこいのところです。
カナディアンカヌーに乗るのはこれで5回目です。
カナディアンカヌーはシングルパドルの船で、二人乗りです。
これまで、前席のエンジン役しか担当したことがありませんでしたが、今回は後席の操舵役と一人乗り(ソロ)で乗ることが出来ました。
操舵役は気配りが大事
後席に座る操舵役は、自分で漕ぐだけでなく、カヌーの舵取りも担当します。
▼早朝の曽原湖。静かな湖を貸し切り状態(向かって左側が後席の操舵役)。
自分で進む方向を決めてカヌーを操れるのは、操舵役の醍醐味です。
エンジン役の漕ぎ方に合わせて、パドルで舵取りしたり、自分で漕いで方向を修正したりします。
カヌーは、シングルパドルで操作するため、カヌーをまっすぐ前に進めるには、エンジン役と呼吸を合わせる必要があります。
カヌー(というか一般の船)は舵取りと方向転換のタイミングに少しラグ(時間差)があるので、そのあたりも考慮して、先を読みながら舵取りする必要があります。
あちこちに気を配る必要があるので、忙しいです。
でも自由にカヌーを操れるという点で、操舵役は楽しいです。
ソロは大変、だけど楽しい
今回は安全な湖ということで、ソロの練習もしてみました。
▼ソロで漕いでいるところ。
ソロの場合は、一人でエンジン役+操舵役を担当するわけです。
前に進めるために漕ぐと、モーメントによって船が回頭します。船が回頭するので、向かいたい方向に船を戻すために舵取りします。
この「漕ぐ→舵取り」という操作を繰り返しながらカヌーを前に進めます。
当然ながら二人乗りに比べて漕ぐ量が1/3に減るので、スピードは出ません。
頑張って漕ぐと船がくるくる回ってしまうので、まっすぐ漕ぐ技術が必要になります。
難しいですが、自分で自由に動き回れるのはかなり楽しいです。
平日のキャンプ場は人がいなくて快適
さすがにこの時期の裏磐梯でキャンプする人は少ないです。しかも平日ですし。
いつもお世話になっている曽原湖畔のキャンプ場は、初日の夜は我々だけ、2日目の夜はもう1組だけでした。
おかげで、夜はものすごく静かでした。
秋の虫も姿を消し、湖畔で焚き火を囲んでいると、パチパチと燃える薪の音しか聞こえません。
▼焼き芋しながらの焚き火。
防寒装備はかなりしっかり用意する必要がありますけど、ひっそりとした晩秋のキャンプも良いものです。
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