レンタルドローンを持ってキャンプに行ってきました。
もっと撮影したかったのですが、なんと、ドローンを湖に墜落させてしまいました。
DJI製のドローンMavic Airをレンタルして遊んでみた(6)ドローンを湖に落としてしまい、機体を紛失
2泊3日で福島県の裏磐梯エリア、曽原湖でキャンプをしていました。
▼前回の記事はこちら。
事故は3日目の早朝に起きました。
早朝の曽原湖でドローンを湖に沈めてしまう
▼キャンプ3日目の朝。
お天気が良く湖面が静まりかえっていたので、朝の曽原湖を空撮するために、ドローンを飛ばしました。
湖畔からドローンを離陸させ、そのまま湖上に進ませたところ、突然バッテリーの警告が表示して、機体が緊急着陸のモードに切り替わりました(バッテリーが切れて落下するのを防ぐために、その場で降下)。
このモードではこちらの操作を受け付けず、湖畔まで戻すことができずに、ドローンはそのまま湖上に着水し、沈んでしまいました。
すぐにカヌーで落下地点に向かいましたが、ドローンを発見することができず、機体を回収することができませんでした(発見したとしても水深があるので、取りに行けませんが)。
▼落下直前のGPS情報。
このGPS座標を元に捜索したのですが、発見できず。
墜落の原因は低温下で飛ばしたこと
当時は今シーズン一番の冷え込みだったそうで、気温はかなり低かった(7度くらい)のです。
バッテリーはフル充電の状態でしたが、バッテリーが冷えすぎて、必要な電源供給ができなかったようです。
スマホもそうですが、リチウムイオン電池は低温下で性能が極端に低下します。
墜落させてしまってから、DJIの体験会で聞いた話を思い出しました。
墜落直後に、先日参加したDJI製品の体験会でインストラクターの方が話していたことを思い出しました。
- バッテリーは寒さに弱い、基本的にバッテリー温度は20度以上で飛ばすこと
- 寒いときはバッテリーを暖めておく、暖機してバッテリー温度を確認する(DJI GO4アプリで確認できる)
今回は、早く撮影したいという思いが先立ってしまい、この体験会で聞いた話をすっかり忘れていました。
今回の教訓:飛行開始時の安全確認を怠らないこと
紛失した機体は、レンタル規約によると、実費で弁償することになります。
かなり高額な授業料となってしまいましたが、今回の教訓を忘れないようにしたいと思います。
- 飛ばす前に、機体のステータスを確認すること
- 気温が低いときはしっかりと暖機(ホバリングしながら静止)すること
- 回収できる範囲で試運転してから、遠くに飛ばすこと
次回から、気をつけます。
つづく
すでにレンタルした機材一式は返却済みです。
これから、ドロサツ!!さんの方で費用を出して、それから弁償する、という段取りが残っています。
今回お世話になった「ドロサツ!!」さんのWebサイトはこちら
▼【ドローンレンタル】ドロサツ!! – Drosatsu
メール対応、梱包、機材の取り扱いなど、安心感があります。
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