今回読んだ本はこちら。
「メンタルトレーナーが教える未来を動かす時間術」を読んだ。常に未来にフォーカスするマインドを持とう
本のタイトルに「時間術」と書かれていますが、いわゆる「ライフハック」系の時間管理術ではありません。
時間を管理するのではなく、「時間に対する認識」が変わると未来が変わる、というメッセージが込められています。
「時間に追われる人生」=「過去に囚われた人生」
「今日はあれとこれとそれをやるぞ」と決めて1日を始めるわけですが、1日が終わってみると「あぁ、今日もやりたい事が出来なかった」と悲しい気分になるものです。
やりたいことが沢山あるのに、時間が足りなくて出来なかった。
時間はいくらあっても足りない、そんな風にいつも思っています。
いわゆる後ろ向きの状態ですが、これは「過去に囚われている」状態なのだそうです。
マインドセットを切り替えることで、時間に追われることから解放されるのです。
変えていけるのは「未来」だけ
過ぎたことばかりを気にしても、何も変わりません。
変えていけるのは「未来」だけです。
これからやって来る未来の時間は自由にコントロールすることが出来ます。
常に「未来」に意識を向けることが大事なのです。
潜在能力を引き出す「3つの業(わざ)」
時間を味方につける、未来を切り開いていくためには、潜在意識をコントロールして能力を最大限に発揮出来る状態を作り出す事が必要です。
この本では「3つの業(わざ)」を紹介しています。
- 自意識に麻酔をかける業
- 未来記憶を作る業
- 未来をキャッチする業
「怖れ」ではなく「勇気」を持つ。
未来を具体的にイメージして、実現した気分になる。
いつでも未来を掴めるように準備をしておく。
この3つの業を使いこなすことで、マインドセットが切り替わり、イメージした未来が現実にやって来る、ということです。
感想
確かに、未来を具体的に考えてワクワクする、というのは大事だなと最近、感じています。
つい1年前までは、ワクワク出来る未来をイメージする、ということはまったく考えていませんでした。
まだ完全に未来を信じ切るところまでは出来ていないですが、常に未来を期待しながら過ごすのは悪いことではないな、と感じています。
この本の中では、著者の実体験を織り交ぜながら、未来を掴むためのマインドセットについて紹介されています。
ただ、実践的な内容には踏み込んでいないので、そのあたりは著者のセミナーなどに参加する必要があるのかな、と感じました。
コメント