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読書日記:「アウトライン・プロセッシング入門」を読んでアウトラインプロセッサの神髄を知る

読書

今回読んだ本はこちら。

アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術

アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術

Tak.
499円(11/21 17:35時点)
発売日: 2015/05/07
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読書日記:「アウトライン・プロセッシング入門」を読んでアウトラインプロセッサの神髄を知る

「アウトラインプロセッサ」というのは昔から知っていましたが、専用のアプリケーションを使ったことがありませんでした。

この本を読んで、ちょっと興味が沸いてきたので、さっそく試してみたいと思います。

本の内容は?

アウトライナーを使ったアウトライン・プロセッシングの威力について紹介しています。

と、書いてもサッパリ意味が分からない人はいると思います。

この本では、まず前提知識の説明から始まります。

前提知識

アウトラインとは?

箇条書きされた短い文章などが上下に階層化されたものです。

このような表記の仕方をする事で、文章全体を構造化して枠組みを理解しやすくすることが出来ます。

アウトライン・プロセッシングとは?

アウトライナーを使ってアウトラインを作成する行為のことです。

アウトライナーとは?

アウトラインを作成するための専用のアプリケーションです。

ワープロソフトは文章の体裁を作るためのアプリケーションで、テキストエディタは文章を作成するためのアプリケーションです。

アウトライナーは、文章を構造化して組み立てを考えるためのアプリケーションです。

アウトライン・プロセッシングの威力とは?

アウトライナーは、以下の3つの基本的な機能を持っています。

  1. アウトラインを表示する
  2. アウトラインを折りたたむ
  3. アウトラインを組み替える

これらの機能を駆使することで、文章の全体像を俯瞰したり、順序を入れ替えたり、各枠組みの中身を作り込んだり、ということが出来るようになります。

つまり、

  • 構成を考える(俯瞰)
  • 内容を考える(詳細)

という、文章作成の二つの側面を行ったり来たりしながら、内容を充実させていくことが出来ます。

よく「ボトムアップか?トップダウンか?」という議論がありますが、アウトライン・プロセッシングはボトムとトップを行ったり来たりするだけで、どちらが先か後か、というアプローチではありません。

また、この本の中では、文章作成のコツや、アウトライナーを活用した打ち合わせの手法なども紹介されています。

感想

僕はもともと、文章や資料を作る時はアウトライン・プロセッシングに近い考え方で作業をしているので、この本の内容は全く違和感がありませんでした。

使っているツールは、XMind(マインドマップ作成アプリケーション)やPowerPoint(のアウトライン表示)です。

(PowerPointをアウトライナー的に使う、というのは需要があれば記事にしようかな?)

今回、この本を読んでみて、アウトライナーという、アウトラインを作成する専用ソフトを使ってみたくなりました。

今回紹介した本はこちら

アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術

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