GWが明けてから、キャンピングカーに興味を持ってしまいました。
もともと旅行が好きなので、旅先で見かけるキャンピングカーを羨ましいなと思いながら眺めていたのですが、最近は欲しくなってきました。
「将来はキャンピングカーに住んで、ずうっと旅をしながら暮らしたい」
という将来の夢もあり、さらに近々引っ越しをする予定もあるので、
「いっそのことキャンピングカーに引っ越すか!」
という無謀なアイディアも持っていたりします。
そして色々調べてみた結果、さすがにキャンピングカーだけで暮らすのは無理だな〜という事が分かりました。
キャンピングカーに対する当初のイメージ
調べる前に思っていたキャンピングカーに対するイメージは、
- 自分で旅のプランを自由に決められる
- 宿代が浮く
- どこにでも行ける
- 普段の生活を持ち運べる
- ずうっと旅をしながら暮らせそう
- 毎日が非日常
という感じでした。
いろいろ調べてみた
主にGoogle先生に頼りながら、調べてみました。
キャンピングカーの種類も様々
軽自動車をベースとしたものから、バン、トラック、バスをベースにしたものまで大小様々な種類があります。
価格も300万円くらいから上は1,000万円を越えるものまで、様々です。
価格はベース車両の種類と、内装の質によって決まるようです。
キャブコンが王道
高速道路のSAで見かけるようなキャブコン(キャブコンバージョンの略。トラックをベースにした、いかにもキャンピングカーという見た目のアレ)が広さと使い勝手のバランスが取れているようです。
キャブコンだと、ソファー、ベッド、キッチン、トイレ、豊富な収納スペースが付いているので、まさに「移動するおうち」という感じです。
運転には注意が必要
普通車のようには走らないようです。
もともと、バンやトラックは重い荷物を乗せて走るように出来ていますが、キャンピングカーの架装(後部のハコ)はけっこう重いらしく、ちゃんとメンテナンスしないと足回りにトラブルが起きたりするそうです。
また、重いのでブレーキがきかなかったり、そもそも車両が大きいので動きが機敏ではありません。
慣れれば大丈夫みたいですけど。
夏は暑い
夏はかなり暑いそうです。
壁には断熱材が入っていて、天井には換気扇、さらに家庭用のエアコンを装備するものもありますが、それでも普通の家のように涼しく過ごす事は難しいのだとか。
逆に、冬は快適だそうです。
電力の管理が大変
キャンピングカーが止まっている時は、電源用のバッテリーから電力を供給します。
しかし、搭載できるバッテリーの数も限られているので、自由に電気を使うというのは難しいそうです。
車が走れば充電できますが、毎日走り回ってもバッテリーをフル充電するのはかなり大変みたいです。
夏の暑い時にエアコンを動かすと、数時間でバッテリーは空っぽになってしまうそうです。
今はソーラーパネルを搭載しているものもありますが。
ゴミの処理について
ゴミ問題というのは、全く想像していませんでした。
旅行中に出たごみを、自由に捨てる訳にはいきません。
自治体に住んでいる人たちは、税金を払って自分たちのゴミ処理のコストを負担しています。
旅先で勝手にゴミを捨てるということは、自治体のインフラにタダ乗りしてしまう、という事になります。
ゴミは自宅に持ち帰る、そして自分の住んでいる自治体でゴミを捨てる、というのが正しいマナーです。
車をどこに停めるか?
例えば、道の駅、高速道路のSAやPAなど。
でもそこは「一時的に車を停める場所」であって「宿泊=長時間駐車する場所」では無いのです。
これらの場所で車中泊するのは、本来の用途では無い訳です。
キャンピングカー専用の宿泊施設として、「RVパーク」という施設があるそうです。
このような施設を本来は利用すべきなんですね。
▼RVパークのご案内
まとめ
いろいろ調べてみた結果、キャンピングカーは万能では無い、という事が分かりました。
また、それなりに注意する事が多く、マナーをしっかり守った利用が必要でした。
▼日本RV協会でも、マナーについて呼びかけています。
それでも、キャンピングカーで旅の可能性は広がると思うので、「キャンピングカーだけで暮らす」というのはあきらめますが、キャンピングカーを手に入れる、というのは一度経験してみたいな〜と思います。
まずはレンタルしてみようかな。
参考リンク
▼日本RV協会
▼くるま旅クラブ公式サイト
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