今回読んだ本はこちら。
読書日記:脳神経外科医が分かりやすく解説した「脳が冴える15の習慣」
脳は鍛えれば能力が高くなる。
それも難しいことをしなくても、日々の生活の習慣だけで十分ですよ、とこの本の中では説明されています。
難しい言葉をあまり使っていないので、分かりやすい本でした。
どんな内容?
タイトルにある通り、脳の機能を高めるための習慣を、全15章で紹介しています。
大きく分けて、以下のカテゴリに分かれています。
- 集中力や頭の回転を高める習慣
- 行動力は自己コントロールする力を高める習慣
- 情報のインプットと記憶力を高める習慣
- 情報を出力する量の力を高める習慣
- 脳という臓器を健康に保つための習慣
- 脳を自己管理する習慣
各章では、脳の基本的な構造や働きを分かりやすく紹介した上で、日常生活に取り入れやすい取り組みを、分かりやすい事例と共に紹介しています。
大事なことは、日々の生活の中で常に意識して過ごすこと
サラリーマンの仕事は、往々にしてルーティンワークになりがちです。
ルーティンワークでは、脳の同じ回路だけを使って日々を過ごしてしまうことになります。
ほとんど脳を使っていない、という事です。
脳に悪い習慣を続けていると、すぐに脳の機能が低下してしまうのだそうです。
だから、脳をしっかり使う、脳に刺激を与えるために、意識的に行動を変える必要があるのです。
自分で方針を決めて、判断して、行動する。
これをくり返すことで脳が鍛えられる、とこの本の中では説明しています。
スポーツ選手が、試合のない時でも常に体を動かしていたり、ストレッチを欠かさないのと同じように、脳もしっかり使い続けなければならないのです。
誰に向けた本?
中年以上の大人に向けた本だと思います。
生活を改善したい、集中力や記憶力を高めたい、と思っている人は手にしてみると良いかもしれません。
あと、部下を持つ上司もこの本を読むと良いかもしれません。
部下の脳にどうやって刺激を与えたらモチベーションが上がるのか、というヒントも隠されていると思います。
感想
大事なのは日々の習慣、という点で非常に納得しました。
去年から始めたこのブログも、自分で考えて行動する、という習慣の一つに含まれるのではないかな、と考えています。
非常に読みやすく、ためになる本でした。
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