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スキー日記:1級を取ったけどスキースクールに通う理由

スキー

世の中は今日から本格的に動き出しているようですが、私の冬休みはもう少し続きます。

今日もホームゲレンデに通ってレッスンを受けてきました。

ホームゲレンデの公式サイトはこちら。

ナクア白神スキーリゾート 公式サイト 青森スプリング

Naqua-shirakami.jp - 日本の贅沢スキーリゾート

上の写真はスキーレッスン中の一コマ(午後14時ころ)。上から降りてくる他の生徒の滑りを先に降りた人達が眺めている様子です。

午前中に吹雪き模様の天気だったので、木々が良い感じでうっすら白くなり、霧氷っぽい感じになってました。これで青空が出てくれればキラキラして綺麗なんですけど。

大人になってからスキーを習い始め、1級に合格した話

マラソンを始める前は、スキーが唯一まともに出来るスポーツでした。

スキーは小学1年生の頃から初めて、実家にいた時はお父ちゃんに連れられて良くスキー場に通っていたものです。

ところが、小さい頃はスキースクールで教わるということが嫌いだったので、ずうっと自己流で滑っていました。ゲレンデで見かける上手な人の滑りを見よう見まねでやってみる、という感じで。

それで大人になってから、ふと思い立ってスキースクールに入ったのが2007年のこと。スクール仲間も良さそうな人たちが集まっていたし、先生の指導も親切だったので、真面目に練習してみよう、と決意したのでした。

ところがその初めて受けたレッスンの翌日、派手に転倒して左足の靱帯を損傷してしまい、2007年シーズンは全く滑ることが出来なかったのでした。

怪我は無事に回復し、翌年の2008年シーズンから真面目にレッスンに通い始めました。

もちろん住んでいるのは関東なので、レッスンを受けるには青森に帰ってこなければなりません。

1ヶ月に1〜2回、金曜日の夕方に仕事を終えてそのまま羽田空港へ向かい、飛行機に飛び乗って実家に帰り、土日はスキー場へ。そして月曜の朝一番の飛行機で羽田空港に戻り、そのまま出社する、という暮らしをしていました。
(飛行機のチケットを早く確保すれば、クルマで甲信越方面に向かうよりもコスパは良いんですよ)

そして2008年にSAJのバッジテスト(=スキー検定) 2級に合格し、2011年に1級に合格しました。

当時の種目は、「中急斜面 大回り」「急斜面 大回り」「急斜面 小回り」「不整地 小回り」「総合滑走」の5種目でした。ちなみに2014年から種目が変わっています。

1級に合格することを目標にしてスキースクールに通っていたので、これでひとまず目標達成、のつもりでした。

これでスクールを卒業できると思ったのですが、そんなことはなかったんです。

1級ってすごい?いえ通過点でした

実はすごくないんです。

1級に合格したということは、急斜面もコブもいけるんでしょ?と思われるかもしれませんが、半分合っていて半分違っているんじゃないかなと感じています。

確かに急斜面もコブも滑れるんですけど、「上手に滑り降りる」とか「かっこよく滑り降りる」というほどのレベルではありません。

バッジテストの合否基準はあくまで「スキー操作」なので、結構上半身の動きとか、ストック操作がかっこ悪くてもきちんとスキー板を操作できていれば合格しちゃうこともあるのです。

さすがにレッスンを受けずに1級に合格する人はほとんどいないと思いますが、かなり我流の滑りでも数回レッスンを受けると合格する人もいます。

バッジテストで見ているのは、フィギュアスケートでいうところの「技術点」のみで、滑りという演技の全体を評価している訳では無いんですね。

「技術点」以外の要素を高めないと「かっこよさ」が上がらないということが理解できたんです。

「技術点」だけなら、たくさん滑ればある程度のところまでは上達できると思います。しかし、 自分の滑りのクセを直して、誰が見てもかっこよい滑りを作り上げるには、プロの指導が必要です。

マラソンは自信がありませんが、スキーは三浦敬三さんのように死ぬ直前まで楽しく続けていきたいな、と思っているので今のうちにしっかり習得したいなと思っています。

とはいえここ数年はめっきり滑る頻度が下がってしまい、なかなか思うように上達していないのが悔しいところです。今の生活のままでは年間の滑走日数を増やせないし、なんとかしたいな〜と思う今日この頃です。

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