この週末は、酒田市まで演奏旅行に出かけてきました。
もちろんメインのイベントは演奏会なので、あまり観光する時間が確保できません。
そこで今回は、現地までの移動を楽しむ事にしました。
往路のてつたびは、リゾート列車
往路のルートをあれこれ調べていると、少し遠回りをすると「リゾートみのり」という列車が見つかりました。
JR東日本:楽しい列車ポータル>リゾートみのり キハ48形
これに乗車出来るようにルートとスケジュールを調整しました。
往路は、
- 上野から新幹線で古川へ
- 古川から陸羽東線の「リゾートみのり」で新庄へ
- 新庄から陸羽西線の普通列車で余目へ
復路は普通に、羽越本線の特急「いなほ」+上越新幹線、というルートで帰ってきました。
「リゾートみのり」は仙台から発車するのですが、仙台駅からの出発時刻が9:13と早かったので、古川駅から乗車することにしました。
仙台駅から乗車すると、松島の島々を眺めることが出来るので、東京から早朝に出発できる人は仙台駅から乗車する方が良いかもしれません。
「リゾートみのり」ってどんな列車?
詳しくは上に載せたURLに書いてありますが、基本的な情報は、
- 仙台から新庄までを結ぶ快速列車
- 一日一往復
- 座席は全て指定席
といったところです。
特急列車ではないので、料金は指定席券の510円+乗車券、になります。
「えきねっと」のHPから予約が出来るので、事前に購入しておくことをお勧めします。
「リゾートみのり」の良いところ
その1:ゆったりした座席配置
窓が大きくて、座席の足下はひろびろ。
その2:オシャレなシート地
シートの生地は、もみじと山と渓谷がモチーフになっていて、オシャレ。
その3:イベントスペースや展望エリア
車両の先頭と最後尾に景色を楽しめる展望ベンチがあって、自由に座ることが出来ます。と言っても、運転席の真後ろの席はチビッコに占拠されて座れませんでしたが。。。
3両編成の時は、2両目にイベントスペース付きの車両が連結されます。僕が乗車した時も、イベントスペースではミニライブが行なわれていました。僕は3号車(新庄行きの先頭)だったので、ライブは見られませんでしたが。
その4:いろんな景色を楽しめる
古川から出発すると、田んぼ、山、渓谷、温泉地、トンネルと、どんどん景色が変わっていくので、車窓を眺めているだけでまったく飽きません。
さらに、始発駅の仙台から乗車すると、松島の島々を眺めることも出来ます。
この週末はちょうど稲刈りの真っ最中でした。
非常に分かりづらいですけど、一瞬で通り過ぎた鳴子峡。トンネルとトンネルの間でチラッと見えます。親切に徐行してくれましたが、シャッターチャンスはほんの一瞬でした。
おそらく、紅葉の時期はものすごく綺麗だと思います。
その5:鳴子温泉でちょっと停車
硫黄泉の匂いが立ちこめる鳴子温泉駅のホームに降り立つと、地元の皆さんがこのようにお迎えしてくれます。
こちらは、こけしにちなんだゆるキャラ、なる子ちゃんです。
鳴子温泉駅では必ず長時間停車するので(20分以上)、キップをみせると駅の外に出て散策することが出来るようです。
ほとんどのお客さんは仙台から乗車して鳴子温泉で下車していきました。古川~鳴子温泉間がいちばん乗車率が高い区間のようです。
まとめ:たまには普通列車のてつたびも良いものです
新幹線は目的地まで一気に運んでくれるので助かりますが、こういうローカル線の旅も楽しいです。
特に、この路線はスピードがゆっくりなので、のどかな雰囲気たっぷりで癒やされました。
オススメシーズンは紅葉の時期だと思いますが、その他の時期でもいろんな景色を楽しめるルートだと思います。
きっぷ情報:関東、南東北の周遊旅行なら「週末パス」がオススメ
JRの企画乗車券は「青春18きっぷ」しか買ったことがなかったのですが、今回、一緒に出かける仲間から「週末パスの方が安いよ」という話を聞いて、購入してみました。
おトクなきっぷ:JR東日本 「週末パス」
今回の旅の目的地はちょうどこの周遊エリアの端っこだったので、このきっぷがピッタリでした。
これは乗車券なので、新幹線や特急に乗りたい時は追加で特急券を購入する必要があります。
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