モバイル日記:キャリア回線を使った音声通話定額サービスを整理してみた(2016年10月版)

前回までのあらすじ

いま契約しているSoftbankの回線が乗り換えできるタイミングが11月に迫ってきたので、MVNO、いわゆる「格安SIM」の情報をせっせと収集しています。

先月は試しにDMM Mobileのデータ通信SIMを契約して、パケット通信に問題がないかを確かめてみました。

その時の記事はこちら。

モバイル日記:MVNO選び。DMM Mobileを試してみた(データ専用)
日本でiPhoneが発売されてから、ずーっとiPhoneを使っています。 iPhone 3Gが発売された時のキャリアはSoftBankだけだったので、そのまま現在に至るまでSoftbankで回線を契約しています。 これまで、iP...

3週間ほど試してみて特に不便はなかったので、MVNOに乗り換えることにしました。

MVNO選びの基準は音声通話

パケット通信に関しては、各社のサービス内容や料金もそれほど大差がないというか、どれを選んでもMNO(大手3社)の料金に比べると割安なので、10円~100円単位の料金差は、今回はあまり気にせずに考えています。

では何を基準にMVNOを選ぶのか、というと音声通話のプランです。

多くのMVNOで、音声通話のお得なプラン、サービスが出てきました。

しかし色々と調べてみると、各社でプランの内容が異なっていたり、そもそも仕組み自体がいくつかあることが分かってきました。

という事で、調べた情報を整理してみました。

基本知識:音声通話サービスの種類

音声通話の仕組みを調べたところ、以下の3種類があることが分かりました。

その1:キャリア回線をそのまま利用する

これは通常の電話回線で、最も品質が安定している回線ですが、その分キャリアに接続料を支払う必要があります。

20円/30秒という料金はこのタイプです。

その2:「中継電話サービス」を経由する

キャリア回線やNTTの回線網を使わずに、中継電話会社で持っている回線を経由して接続するサービスのことです。

固定電話の時代には市外通話を安くする、日本テレコムや第二電電(今のKDDIの前身)といった会社があったりと、古くから存在するサービスです。

このサービスを利用すると、料金は10円/30秒と、キャリア回線に比べると半額になります。

ただし、電話をかける時にプレフィックス番号を付ける必要があります。この一手間が面倒だということで、プレフィックスを自動で付けて発信してくれるアプリが提供されている場合もあります。

中継電話業者のバックボーン回線がIP網になっているサービスもあるようで、品質には差があるようです。

その3:IP電話(回線)を使う

普通の電話番号の他に、新たにIP電話専用の電話番号(050で始まる番号)を付与されて、その電話番号で発信する仕組みです。IP電話専用のアプリを使って発信を行ないます。

料金体系は各サービスによって様々で、また発信先によって料金が細かく設定されています。

IP電話という名前の通り、音声はインターネット回線を使って伝送されるので、タイムラグがあったり、品質にバラツキがあるようです。

インターネット回線、パケット通信のみを使って通話をするので、データ専用SIMでも電話をかけることが出来るのはメリットです。

以上の3種類の方法が(おおざっぱに分けると)あります。

ほとんどのMVNOでは、上記2の「中継電話サービス」を利用して料金を安くしたり、通話定額のプラン(中継電話経由の通話のみ対象)を設定しています。

ところが、最近はキャリア回線を使った通話定額サービスが登場しました。

プレフィックス番号を付ける必要がなく、通話品質も安定(キャリアと同等)、そしてかけ放題です。これはかなり強力なプランではないでしょうか。

キャリア回線を使った通話定額サービスのあるMVNO(2016年10月現在)

ざっと調べたところ、以下の4つのMVNOはキャリア回線を使ったかけ放題、通話定額のサービスを行なっています。

1.DTI SIM(docomo系)

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  • 最低月額料金:1,980円(音声プラン1GB 1,200円+でんわかけ放題 780円)
  • 1回5分以内の通話がかけ放題
  • 5分を超過した分は20円/30秒
  • 音声SIMの契約解除料:12ヶ月以内に解約した場合は9,800円
2.mineo(docomo/au系)

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  • 最低月額料金:2,240円(デュアルタイプ500MB 1,400円+通話定額30 840円)
  • 最大30分または60分までの通話が出来る(30秒単位でカウント)
  • 超過した分は20円/30秒
  • 音声SIMの契約解除料:12ヶ月未満で解約した場合は11,500円
3.Y!mobile(SoftBank系)

スマホプラン S/M/L|スマートフォン|料金|Y!mobile(ワイモバイル)

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  • 最低月額料金:2,980円(スマホプランS 1GB)
  • 1回あたり10分以内で、月300回までの通話が無料
  • 超過した分は20円/30秒
  • 音声SIMの契約解除料:更新月(2年おき)以外の解約は9,500円
4.UQmobile(au系)

ぴったりプラン|UQmobile|格安スマホ・格安SIMのUQmobile

しゃべりプラン・ぴったりプラン│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】
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  • 超過した分は20円/30秒
  • 音声SIMの契約解除料:12ヶ月未満で解約した場合は9,500円

さてどれを選ぼうか?

上記の4つのサービスのうち、どれを選べば良いでしょう?

普段の電話の使い方に合わせてプランを選ぶようにしましょう。

例えば、

  • 通話の頻度が多いけど、一回あたりの通話時間が短い人 → DTI SIM または Y!mobile
  • 通話の頻度は少ないけど、通話時間が5分・10分を越えそうな人 → mineo または UQmobile

と、こんな感じでしょうか。

ひとつ注意点として、音声通話付きのSIMは最低利用期間、もしくは契約解除料が設定されています。

データ専用SIMは気軽に試すことが出来ますが、音声通話付きのSIMは簡単に乗り換えることが出来ない(余計なコストがかかる)ので、しっかりと検討して自分に合ったMVNOと契約をしましょう。

また、どのMVNOも他社に対抗してプラン変更や割引きキャンペーンをやっているので、常に最新情報をチェックするのを忘れずに。

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