昨日に引き続き、要注目であるSuicaの動向チェックです。
Apple Payが「モバイルSuica相当」を実現できる可能性はありそうですが、現時点ではまだ確実な発表はありません。
公式ソースの情報
Appleの日本サイトより
Apple Pay – Apple(日本)
JR東日本のプレスリリース
SuicaがApple Payに対応します
https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160906.pdf
モバイルSuica公式サイト
iPhone7、iPhone7 Plusへの機種変更をご検討中のお客さまへ
(上記より引用)
モバイルSuicaが対応しているのはおサイフケータイ®対応Android™搭載スマートフォンです。
現在iPhone端末向けのSuicaサービスは開始していないため、お手持ちの携帯電話をiPhone7、iPhone7 Plusに機種変更してもApple Payのサービスが開始するまではモバイルSuicaをご利用いただけませんのでご注意ください。
モバイルSuica公式サイトのFAQ(2016/10/10追加)
JR東日本:モバイルSuica>よくあるご質問>[その他] スマートフォンでのご利用について
(上記より引用)
現在iPhone端末向けのSuicaサービスは開始していないため、お手持ちの携帯電話をiPhone7、iPhone7 Plusに機種変更してもApple Payのサービスが開始するまではSuicaサービスをご利用いただけませんのでご注意ください。※新サービスでは、EX-IC(JR東海が提供する東海道・山陽新幹線の予約サービス)、銀行チャージ、キャリア決済チャージ、ネット決済サービスなど一部ご利用いただけないサービスもございます。
※ビュー・エクスプレス特約はiPhoneへ移行すると解除されます。
※フィーチャーフォン・Android端末からiPhone端末へ機種変更の際は、iPhoneでSuicaカードの取り込みやSuicaカードの新規発行を行う前に、サーバへ預け入れたデータの受け取り操作を行ってください。iPhone内にSuica情報があることで機種変更データの受取りができなくなります。
※再発行登録したモバイルSuica情報をiPhoneでは引き続き利用することができません。旧機種からのデータをサーバへ預ける「機種変更」の手続きができない場合は、誠に恐れ入りますが一度「退会」手続きをお取りいただいた後、Apple Payのサービスが開始されましたら改めて新規登録にてご利用いただきますようお願いいたします。
ニュースサイトからの情報(2016/9/30追加)
石川温のスマホ業界新聞:JR東日本幹部が語る「iPhoneのSuicaでできること、できないこと」――iCloud連携で、無記名カードでもセキュリティが格段に向上 – ITmedia Mobile
(上記より引用)
小縣氏は「細かい機能を順番に出していく。そうはいっても、Apple PayとSuicaアプリで合わせて様々な機能が使えるようになる。アプリはPhone7に向けて、イチからきちんとデザインして作った。Suicaアプリなら、新規にSuicaの発行をしたり、定期券、グリーン券、新幹線特急券の購入が行える。利便性は高いのではないか」と語る。
ニュースサイトからの情報(2016/9/15追加)
iPhoneにSuica JR東のキーパーソンを直撃 |MONO TRENDY|NIKKEI STYLE
(上記より引用)
小縣:Apple PayのWalletとは別に、JR東日本より「Suicaアプリ」を提供予定です。こちらは、これまでの「モバイルSuica」と同じ、と考えていただいてかまいません。新幹線の切符なども買えますし、ここから新規のSuicaを発行することもできます。詳細はまた後日、ご説明させていただく機会を設けたい、と考えています。
ニュースサイトからの情報(2016/9/9更新分)
PASMOの相互利用は? モバイルSuicaとの違いは?――Apple Pay Suicaの疑問 – ITmedia Mobile
(上記より引用)
ただし「まだSuicaカードを持っていない場合は、JR東日本のSuicaアプリケーションの中で、Apple Payと一緒に使えるSuicaを作ることができます」とも説明されており、カード無しでApple Pay Suicaを使う方法もある。これがAndroid向けモバイルSuicaと同じ仕組みなのかをJR東日本(東日本旅客鉄道)に確認したが、「現時点ではお答えできない」とのことだった。
iPhone 7・iPhone 7 PlusのFeliCa対応は、日本発売モデルのみ対応(Apple Watch Series 2含む)
(上記の埋め込みツイートより引用)
JR東日本の人に聞いたところ、Suicaアプリが別に提供され、決済以外の機能はそちらで使えるとのこと。従来のモバイルSuicaの利便性を損なうことはないって。
iPhoneのSuica、ケータイやAndroidアプリからは「機種変更」と同じ手順で移行できるそうな。
アップルiPhone7発表会終了後のKDDI田中社長、JR東日本小縣副会長の囲み動画
林信行の現地リポート:ついにiPhoneでSuicaが利用可能に――AppleとJR東日本が協力して生み出したSuicaの新しい姿 (1/3) – ITmedia PC USER
(上記記事より引用)
特に強調したいのは――」と同氏は続ける。今回のiPhoneやApple WatchのSuica対応が、「Appleと私どもの連携でSuicaというものを機能としてもユーザーエクスペリエンスとしても最初から作り直したこと。新しいSuicaの体験を一から作り上げたこと」だという。
KDDI社長×JR東日本副会長を突撃 弱点のなくなったiPhone 7でどうなるAndroid
(上記記事より引用)
──AndroidのFeliCaとどう違いますか?
田中 非接触はiD、Suica、QUICPayの3種があるのが日本の状態。Appleのユーザーインターフェースを使うために、これらにApple Payというシステムをかぶせているんです。モバイルSuicaはアプリが別に存在します。
小縣 定期の購入などSuica上の決済データはリアルタイムでサーバーと連携するので、それをApple Payに載せるにはカスタマイズが必要です。
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