Apple Watchのウリの一つに、アクティビティトラッカーがあります。
活動量を記録して、日々の生活を改善したり、アスリートのトレーニングを支援する、という機能です。
カロリー消費、歩数、スタンド回数、心拍などが記録されるので、日々の生活の状況が把握できて面白いです。
今回は、ランニングにApple Watch Series 3を着けて、ランニングに行ってきました。
Apple Watch Series 3とランニングウォッチで計測精度を比較してみた
Apple Watch Series 3とランニングウォッチの比較です。
計測精度を比較するために、普段使っているランニングウォッチも一緒に着けて、比較してみることにしました。
ランニングウォッチはSF-810という、エプソン製のGPSランニングウォッチで、2014年秋のモデルです。
SF-810とApple Watchはどちらも、
- 日本の準天頂衛星「みちびき」にも対応(Apple WatchはSeries 2から対応済み)
- 光学式心拍計を装備
という、カタログスペック上は同等の機能を持っています。
Apple Watch Series 3がランニングウォッチと同等の性能であれば、ランニングウォッチは引退かな、と考えていました。
それでは結果を比較してみましょう。
Apple Watch Series 3(単体)の計測結果
コースはほぼ住宅地+公園で、背の高い建物はほとんどありません。
天気は晴れていたので、衛星の補足具合は悪くないはずです。
ちなみに、iPhoneは持たずに出かけたので、Apple Watch単体で位置を計測しています。
▼走行軌跡。
軌跡が見事にガタガタしています。
軌跡のほとんどが、道路ではないところで記録されています。
▼心拍。
SF-810の計測結果
▼走行軌跡。
Apple Watchに比べると、かなりスムーズな軌跡です。
▼心拍。
一部を拡大してみました。
上がApple Watchで、下がSF-810です。
まとめ
うーん、予想以上にGPSの精度が低かったです。
5kmちょっとの距離を走って、150mの誤差ということは、フルマラソンを走ったら1km以上の誤差が累積される可能性があります。
この程度では、少なくともレースでは使えませんね。
iPhoneを持って走ると、もっと精度が良くなるんでしょうか。
また試してみたいと思います。
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