熊本旅行の最終日は、朝からあいにくのお天気。
朝、チラッと朝日が見えたのですが、このあとザーザー雨が降ってきました。
仕方がないので、のんびりチェックアウトすることにしました。
ホテルでのんびり
まずは朝食。
さすが日航ホテル、地元の名物が盛り沢山で、お腹いっぱい。
お肉よりもお魚系が美味しかったです。辛子レンコンとたこ飯は初めて食べましたが、気に入りました。
アイスクリームもあったのだけど、そこまで手が出せず。
地元紙の朝刊では一面トップ記事が昨日のマラソンの様子でした。
他にも3ページほど特集記事が載っていました。
部屋でまったりしながら、パッキング。
上下左右、バランスもバッチリです。
そしてホテルをチェックアウトしたものの、外は土砂降りなのでさっさと空港に向かうことにしました。
空港へはJR+空港ライナーで
ホテルの前に空港行きのバス乗り場があったのですが、途中までJRで向かうことにしました。
市電に乗って新水前寺駅まで向かい、そこからJR肥後本線に乗り換え、空港最寄りの肥後大津(ひごおおづ)へ向かいました。
車内はこんな感じ、面白いシートです。そしてカラーリングが外と中で全然違うのは何故でしょうか。
肥後大津駅に到着。
肥後本線は地震の被害で肥後大津駅から先は不通区間になっています。
ちゃんと復旧されますように。
肥後大津駅から空港までは、無料のジャンボタクシーが運行されています。
これを利用すると、熊本市からの直通バスよりも金額的には安いんです。電車に乗りたい人はこちらのルートを利用すると良いでしょう。
空港で、振り替え便を申し込む
予約していた便は17:30発なので、のんびり空港のラウンジでブログを書こうかな、と思っていたんですけど。
空港に着いたのは12時過ぎで、さっさと荷物を預けようとJALのカウンターに行ったところ、
「今日は午後から羽田空港の天候が悪化するので、なるべく早い便に振り替えた方が良い」
「12:35の便もまだ席がありますよ」
と言われたのですが、ちょっとのんびりしたいなーと思って、15:40の便に振り替えてもらいました。結果的にこれが災難の元だったのですが、、、。
その後、展望台で飛行機の写真を撮ったり、お土産コーナーでお土産を買ったりして、ラウンジに向かいました。
熊本空港の有料ラウンジはビール一缶無料!
というサービスがあるのをHPで知ったので、なんとしてもラウンジは利用したい!と思った訳です。
ビールはソフトドリンクと同じように、自由に冷蔵庫から取り出すことが出来るシステムです。どうやって2缶目を取っているか判断するんでしょうか、謎です。
しかもビールは、スーパードライ、黒ラベル、モルツ、キリンラガーと種類も豊富。僕はモルツを選びました。
おつまみは、昨日の給食でもらったテーブルロール。少しでも手荷物を減らさないと。
さらにさらに、なんと焼酎コーナーもあります!
一応、貼り紙には「試飲コーナー」って書いてありますけど、これ飲み放題だよね。
ちゃんと氷、お湯、水まで用意されているという親切ぶり。
僕は遠慮しておきましたけど、結果的に良かったかも。
そして苦難のフライトへ
ラウンジでブログを書いていたところ、15:40の便がさらに遅延して16:25出発に変更になってしまいました。
ラウンジはセキュリティエリアの外だったので、ちょっと早めにゲートをくぐって搭乗口前に移動して、時間になって飛行機に乗り込みました。
結局、遅れてきた人がいたので、離陸したのは16:40くらいだったようです。
もちろん、この便も「条件付き運航」だったので羽田空港に降りられるという保証はありません。
くまもと空港を離陸した時はあまり揺れずに順調だったのですが、着陸態勢に入る30分くらい前から揺れ出しました。
これまでも数十回は飛行機に乗っているし、冬の羽田〜青森便は天気が悪いことが多くてそこそこ揺れの大きなフライトは経験してきたつもりでしたが、今回はかなりヒヤヒヤしました。
最初は武蔵野線くらいの揺れでしたが、途中から結構はげしく揺れ出して、ビッグサンダーマウンテンからスペースマウンテンくらいの揺れがひたすら続きました。ビッグサンダーマウンテンとスペースマウンテンにひたすら繰り返し乗ってるような感じです。
揺れ出してから30分くらい経って、飛行機が着陸態勢に入り空港へアプローチしていたのですが、突然下げていたフラップを全部収納して上昇を始めました。
あ、着陸は無理だったんだ、とすぐ気付いたのですが、とくに機内へのアナウンスは無し。
そのあとしばらくして、操縦席から、
「いま羽田空港周辺は前線が通過していて気象条件が悪い。天候の回復を待つために空中で待機する」
とアナウンスがありました。
いやいや、もうトイレ行きたいからさっさと大阪に行っちゃってよ!と思ったのですが、そこからさらに40分くらい空中で待機の刑となりました。
空中待機、といっても空を飛んでいますから当然その間も飛行機は揺れている訳で。
機内のそこかしこで「エチケット袋」を手にする人が出てきました。僕はエチケット袋が役に立っている姿を初めて見ました。
あって良かったエチケット袋。
そして前線が通過して天候が安定したのか、最後の滑走路へのアプローチはほとんど揺れずにスムーズに着陸しました。
正味3時間のフライトでした。
トイレを我慢して、お腹の痛みに耐えながら飛行機から降りて、一目散にトイレに駆け込みました。
今回の教訓
久しぶりに大変な思いをしたフライトでした。
ということで、次回に向けた教訓です。
- スケジュールがなんとかなるなら、さっさと次の日の便に切り替えてしまおう
- 着陸が難しい時は、降下を始める前にトイレに行こう
あと、空港ラウンジを無料で利用できるクレジットカードは一枚持っておくと便利です。
今回の熊本旅行は、最終日が苦難の一日でしたが、まあ無事に帰ってこられたので良しとしましょう。
明日から日常に戻ります。
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