昨日に引き続き、呉市の安浦地区でボランティア活動に参加してきました。
ボランティア活動を始めてから8日目にして、とうとうリーダー役が回ってきました。
呉市安浦地区でのボランティア活動2日目。即席チームのリーダーは大変の巻
安浦地区のボランティアセンターでは、ボランティア参加者が受け付けをした順番にチームを組みます。
そのため、チームごとに人の構成が様々で、バランスはあまり考慮されていません。
ちなみに竹原市では、ある程度人が集まってからチーム分けをする、という方式です。
今日は6人チームのリーダーをやる事に
昨日と同じように、受け付けを済ませてマッチングエリア(ニーズとのマッチングするところ)に進みました。
スタッフ「じゃあ6人揃ったので、これでチームを組みましょう。リーダーやってくれる人いますか?」
一同:しーん
スタッフ「じゃあ何度かボランティアに入られてる方は?」
ぼく:手を挙げる
スタッフ「じゃあリーダーお願いします」
という感じで、消極的に指名されてしまいました。
僕のほかには、ボランティア経験者3名と初参加者2名、という構成でした。
今日は泥のかき出しと家財道具の掃除
今日の現場も、昨日の現場に近いお宅で、床上浸水した一軒家でした。
床下の泥かき出しと、家財道具の掃除などを行いました。
昨日のお宅は石混じりの土砂でしたが、今日のお宅はほとんどが泥でした。同じ浸水でも、場所によって流れてくるものが違うのですね。
最初はリーダーっぽく作業場所に人を割り振ってスタートしましたが、泥のかき出しは意外と早く片付いてしまい、その後は時間が余ったので、泥をかぶった家財道具を綺麗にしました。
オーナーは90歳を超えたおじいちゃんでした。
年齢の割にはチャキチャキと動く元気な人で、クルマも自分で運転しています。昔はタクシーとトラックの運転手をやっていたそうで、クルマを動かすのは余裕みたいです。
休憩の時はいろんな話を聞かせてもらいました。
ただ、90歳過ぎのネイティブスピーカーの言葉(広島弁)は、一部聞き取れないところもあり、ちょっと難易度高かったです。
即席チームのリーダーは大変
作業中のリーダーの役割は、
- 作業と休憩時間の管理
- メンバーの体調管理
- メンバーへの作業指示
- 依頼主と作業内容の相談
- ボランティアセンターとの連絡
といったところです。
毎日、即席でチームが編成されるため、メンバーがどんな人か分からない状態で作業を開始するわけです。
作業をしながら、各メンバーがどういう動きをする人なのか、を把握しながら、軌道修正するように指示を出す必要があります(って僕はできていませんけど)。
今日は涼しくて、またメンバーも若い人が多かったので、体調管理は特に心配する必要はありませんでした。
また、地元のお兄さんは慣れた感じで動いてくれて、さらにおじいちゃんと上手に会話してくれたので助かりました。
ただ、休憩時間の管理が大変でした。作業を中断して休憩する、という点を徹底させるのが難しかったです。
作業の途中でこまめに休憩を挟むのですが、なかなか手を止めてくれない人がいました。
本人は元気に動いているのですが、誰がひとりでも作業を続けていると、他の人が休憩しづらくなってしまうのです。
つづく
明日まで安浦地区で活動予定です。
土日はお天気が崩れるようなので、ボランティア活動は大丈夫でしょうか。
そして、北海道の地震も気になります。
さすがに10月の北海道は寒いので、ボランティアに行くのは厳しいかもしれません。一応雪国育ちなので、だからこそ行くべきなのかもしれませんね。
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