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雪道を運転するときに気を付けること

アウトドア

雪国生まれですが、大人になってからは雪国に住んだことが無いので、日常的に雪道を運転しているわけではありません。

それでも、毎年スキー場に通っているので、普通の人に比べて雪道を運転する頻度は多いと思います。

そこで、僕が雪道を運転するときに気を付けていることを紹介します。

ほとんどの項目はJAFなどのアドバイスと同じだと思いますが。

雪道の特徴

まずは雪道の特徴です。

  • 路面のコンディションがさまざま
  • 路面が滑りやすい
  • 道幅が狭い
  • 視界が悪い

普通のドライ路面、ウェット路面に比べると、こんな違いがあります。

これらの点を考慮しながら、運転する必要があります。

雪道を運転するときに気を付けていること

なるべく道路の遠くを見る

進行方向の遠くを見て、早め早めに路面のコンディションを把握できるように気を付けましょう。

路面のコンディションとしては、

  • 圧雪路
  • 未圧雪路
  • アイスバーン
  • ブラックアイス
  • ウェット路面
  • ドライ路面
  • 道路のわだち

という感じで区分することが出来ます。

特にブラックアイスとウェット路面の区別が難しいです。ただのウェット路面だと思ったら凍っていた、という事が良くあります(その逆もあり)。

また、最初は「わだち」に戸惑うかもしれません。なるべくわだちの形に逆らわないように走りましょう。

また夜間は、積極的にハイビームを使って遠くの路面が見えるようにしましょう。

発進はじんわりアクセルを踏む

路面が滑りやすいので、発進するときにグッとアクセルを踏み込むとグリップを失ってしまいます。

ブレーキを離したらクリープで動き出すので(AT車の場合)、そこからじんわりとアクセルを踏みましょう。

発進できたら、そのままタラタラ走るのではなく、流れに合わせてしっかりと加速しましょう。

カーブはしっかり減速する

普通のドライ路面だと、カーブの途中でブレーキを踏んでも大丈夫ですが、凍結しているカーブでブレーキを踏むとスリップするおそれがあります。

基本中の基本ですが、カーブに進入する前にしっかりと減速しましょう。

そのかわり、カーブから抜けるときは、しっかり加速して速度を戻しましょう。

停止線の手前で確実に止まれるように減速する

路面が凍結していると制動距離が長くなるので、普段の2〜3倍くらいの距離を使って減速します。

また、停止するときは前の車のすぐ後ろではなく、1台くらい手前で止まれるように余裕を持たせましょう。

ABSを使いこなす

今のほとんどの車にはABSが付いていますが、雪道以外ではほとんどお世話になることは無いかもしれません。

慣れていない人は、ABSが作動するとビックリしてブレーキを緩めてしまう場合があります。ABSが作動してもブレーキを踏む力を緩めずに踏み続けましょう。

そのため、ABSを作動させる練習をしておくと良いです。後続車がいないことを確認しながら、どれくらいでABSが作動するか、強めにブレーキを踏んで試してみましょう。

車間距離は無駄に長く取る

制動距離と同じく、車間距離は長めに取りましょう。特に下り坂にさしかかるときは平地よりも車間距離を広めに取ると安心です。

直線ではしっかりスピードを上げる

早めに減速したり、車間距離を広げると、全体的に交通の流れが遅くなってしまいます。

カーブでしっかり減速する一方、直線ではしっかり加速して、なるべく交通の流れが遅くならないように気を付けましょう。

無駄にスピードを出すのではなく、地元民のペースになるべく合わせる感じです。

視界が悪そうなら昼間でもヘッドライトを点灯する

ヘッドライトを点灯するのは、暗い道を照らすだけでなく、自車の存在をアピールする目的もあります。

降雪で視界が悪いときや、山道を走るときは積極的にヘッドライトを点灯するようにしましょう。

車の雪はちゃんと落としてから走る

雪下ろし用のブラシを常備しておくのが良いです。

たまに屋根の上に雪が積もったまま走っている車がいますが、道路上に雪をまき散らしたり、後続車に迷惑をかける場合があるので、走り始める前にしっかり車の雪を落としておきましょう。

おわりに

そんな僕も、過去に3回ほど雪道で事故を起こしています(2回は追突、1回は自爆)。

雪道の怖さを思い知ったので、今は安全マージンをしっかり確保して走るようになりました。

安全マージンを確保しつつ、周りの流れに合わせて運転できるように気を付けましょう。

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