5月3日から5日まで、2泊3日で東北のまん中あたりをぐるっと旅行してきました。
2泊目は松島に宿泊したので、3日目の午前中は松島を散策しました。
2016GW 東北旅行(7)松島:日本三景を陸から散策
2日目の午後の様子はこちらからどうぞ。
松島観光のアドバイス
アドバイス、といってもどれも僕自身が実践できた訳ではありませんが。
その1:じっくり見るなら1日かけよう
お寺やお堂、伊達政宗のお屋敷(を移築したもの)など、見て回るスポットはけっこうあります。
遊覧船にも乗るも良し、眺めの良いところでのんびり島を眺めるも良し、1日あるとゆったりと観光できると思います。
その2:ぜひ遊覧船に乗ってみよう
松島は多くの島に囲まれたところなので、やはり陸からは全てを見渡すことが出来ません。
ぜひ遊覧船にも乗ってみましょう。
その3:食べものも美味しいかも
松島と言えば、カキ!
その他にも地ビールのお店など、ちょっと気になるお店がいくつかありました。
お店によっては夕方の早い時間にしまってしまう事もあるので、営業時間には注意しましょう。
日本三景って何?
松島は「日本三景」のひとつです。
松島、天橋立、厳島の3ヶ所です。
そもそも日本三景とは?誰が決めたの?という疑問が浮かびます。
ネットで検索すると、
日本三景 【公式】 日本三景観光連絡協議会
http://nihonsankei.jp
というサイトが見つかりました。そこにはこのように書かれています。
江戸時代のはじめ、全国を行脚した儒学者、林春斎が「日本国事跡考」において、卓越した三つの景観とした、日本三景。
松島、天橋立、宮島は海の青と松の緑が対象の妙をなし、その美しさは人々の心の琴線に触れます。 海に囲まれた国、日本を象徴するこれらの絶景は、まさに天が我々に与えてくれた自然の恩恵。 古き時代から数々の歴史の表舞台に登場すると共に、和歌や文学にも登場してきた日本三景。
それは誰もが一度は訪れて見たいあこがれの地であり、いつの世も変わることなく人々を魅了する、 日本人の旅の心の原点です。
なるほど、江戸時代からあったのですね。
三ヶ所とも海辺であるというのは、当時の交通事情も影響しているのかもしれませんね。
残念ながら僕はここ松島しか訪れたことがありません。そのうち残り2ヶ所も行かねば。
ここからは写真多めの日記です。
歩いて渡れる福浦島へ
松島観光は、陸から徒歩(で歩き回れる範囲)で眺める、または遊覧船に乗って海から眺める、という選択肢があります。
今回は遊覧船の予約をしていなかったのと、スケジュールの都合で陸からの観光となりました。
遊覧船と島。
うーん、ホテルで朝食を食べる前は朝日も見えていたのですが、すっかり雲に覆われてしまいました。
ホテルから徒歩で松島のメインストリートを歩いて行き、福浦島にかかる福浦橋(有料)に向かいます。
そこで通行券を購入、一人200円なり。
最近、観光地でもこのようなイラストをよく見かけるようになりました。スカートをはいているから女性なのかな?
島の形はこんな感じ。1時間かからずに徒歩でぐるっと歩けるようです。
陸側から橋を見たところ。橋自体もそれほど長くないです。
お天気はあいにくの曇り空。しかも風が強い。
橋を渡りきって、島をぐるっと歩いて回りながら所々で写真を撮っていましたが、なかなかこれだ!という景色がありません。
やはり船から眺めるのが良さそうです。
GWなので船が列をなして航行していました。
パノラマで撮ってみたり、
ズームで撮ってみたり。
このように多くの島が連なっています。
この島々のお陰で、松島の街に津波が届く頃には勢いが弱くなっていたそうです。それでもお土産店などは浸水したそうですが。
写真を撮りながら歩いていたので、島を一周するのに90分くらいかかってしまいました。
瑞巌寺のすかし橋
福浦島以外にも、歩いて回れるスポットは沢山あります。
そのうちのひとつ、瑞巌寺の五大堂。
ここも橋を渡ります。無料です。
この橋は、「すかし橋」という名前が付いています。
その名の通り、スカスカになっていて、足下の海面が見えるようになっています。
すかし橋を渡った先に、五大堂があります。
木造で素朴なお堂でした。なんと島の方ばかりに気をとられていて、お堂の写真を撮るのをすっかり忘れておりました。
松と島々。
そして帰路へ
他にも、伊達政宗の武家屋敷を移築したものなど、沢山の観光スポットがありましたが、例によってスケジュールの都合で観光はこれで切り上げることに。
遊覧船からの眺めや、徒歩でしっかり見て回るには丸1日かかるようです。
今度はちゃんと、遊覧船に乗ってじっくり見て回りたいです。
つづく。
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