今回読んだ本はこちら。
1ヶ月以上前から読み始めていたのですが、なかなか読み終わるまでに時間がかかってしまいました。
読書日記:「内向型を強みにする」を読んで、自分の資質を理解できた
本の内容は?
タイトルの通り、「内向型」という資質について取り上げています。
この本の著者も内向型の人、だそうです。
この本は3部構成になっています。
- 第1部は、内向型について正しく理解する
- 第2部は、外向型の人たちに囲まれた場合のふるまい方
- 第3部は、自分らしく生きるためのヒント
特に大事なのは第1部で、自分の資質をきちんと理解する事が出来れば、そこから自ずと対処方法は明らかになるはずです。
「内向型」を正しく理解する
はじめに「内向型」についてきちんと理解する事から始まります。
「内向型」は引きこもりや人間嫌い、では決してありません。
その人のエネルギーの源泉が内側にあるか、外側にあるか、の違いです。
外向型の人は外からの刺激(人に会ったり、新しい体験をする)によってエネルギーを得ますが、内向型の人は自分の内の世界(思考や自分の感情)に意識を向けることによってエネルギーを生成します。
内向型の人でもエネルギーがしっかり充電されている状態であれば、人前に出ていくし、新しい体験もチャレンジする事があるのです。
自分が「内向型」かどうかをチェックする
本書では、自分が内向型かどうかを調べるための全30問のテストがあります。
- 休息が必要なときは、グループで過ごすよりも、自分だけか、二、三人の親しい人と過ごすほうが好ましい。
- プロジェクトに携わるときは、細切れでなく、まとまった長い期間を与えてもらうほうがいい。
- 話をする前に予行演習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモをつくる。
- 概して、話すより聞くほうが好きだ。
- 人から、物静かだ、謎めいている、よそよそしい、冷静だと思われることがある。
- 祝い事は、大きなパーティーを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい。
- 通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。
(以下略)
といった感じで全30問に○×で答えていきます。
僕は見事に9割くらい○でした。
完全に内向型です。
そして、このように自分が内向型かどうか(どの程度内向型か)が分かった上で、第2部以降を読み進めると、内向型の生き方のヒントが見えてきます。
パートナーとの関係、子育て、人づきあい、仕事というシチュエーションで、外向型の相手とどのようにわかり合ったら良いか、というヒントがあります。
基本的に、自分が内向型であることをしっかり相手に説明することが大事ということでした。
感想
本を読む前から自分は内向的だと思っていましたが、きちんと自分の資質について理解する事が出来たのは、収穫でした。
自分の資質を理解した上で、ちょうど良い行動を心がけていくことが出来そうです。
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