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読書日記:「ざっくり分かるファイナンス」を読めば財務をざっくり理解出来る、はず

読書

今回読んだ本はこちら。

ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書)

ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書)

石野 雄一
704円(11/24 11:09時点)
発売日: 2007/04/20
Amazonの情報を掲載しています

読書日記:「ざっくり分かるファイナンス」を読めば財務をざっくり理解出来る、はず

「ファイナンス」とは日本語でいうと「財務」のことです。

会社の経営を理解するには、会計ではなく財務を知ることが必要、という話を聞いたので読んでみました。

あまり数式が出てこなくて(それでも用語は沢山出てくる)、たとえ話も用意されているので、タイトルの通り、入門編としては良いのではないかな、と思います。

  • 財務と会計って何が違うの?
  • キャッシュフローってどうして大事なの?

という疑問を持っている人は読んでみることをオススメします。

本の内容は?

ファイナンス(本書では「財務」ではなくファイナンスと書いています)についての大枠をひととおり説明しています。

「財務」と「会計」の違い

会計の目的は、ある時点(過去〜現在)の収支をまとめたものです。

通常の会社であれば(個人でも)、年度ごとに売り上げや経費、税金の金額をまとめてその年度の収支報告を作成します。

一方の財務は、将来(現在〜未来)のお金の動きを考える行為です。

キャッシュインとキャッシュアウトのタイミング、運転資金の確保、投資の判断、債務の返済方法、などなど、これからのお金の動かし方を決めるのが財務です。

経営は将来の意思決定を行うものなので、財務の知識が必要になってくる訳です。

「会計」ではお金の動きを追いかけられない

一般的に、会社同士の取り引きでは「手形」が使われます。

すると、売り上げが上がっていても、手形が手元にあるだけで現金はありません。

現金がないと社員に給料を払えなかったり、仕入れが出来なくなることがあります。

そのため、帳簿上の売り上げ数字だけを追いかけていると、現金不足に陥ってしまうことがあります。

運転資金がなくなってしまう「黒字倒産」と言われる現象ですね。

感想

僕も一応、マネージャー職に就いているので、このあたりの知識はざっくりとでも仕入れておく必要があるかな、と思ってこの本を手にしてみました。

財務の用語まではしっかり頭に入っていませんが、経営者が何を考えながら意思決定しているのか、というヒントは手に入ったかな、と思います。

もう少し類似の本を読んでみないと頭に定着しないかな、と思うので、引き続き勉強してみます。

今回紹介した本はこちら

ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書)

ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書)

石野 雄一
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