CARV digital ski coachのレビューです。
CARVアプリで先日の滑りをチェックしてみました。
CARV digital ski coachレビュー(4.5)CARVアプリでSki:IQをじっくり眺める
レビューのまとめページはこちら。
前回の記事はこちら。
次回は別のモードで滑ってみようと思ったのですが、その前にCARVアプリ上で、先日滑った時のSki:IQをじっくり見てみます。
Ski:IQについて
Ski:IQは、SIAのトップインストラクターの方々と一緒に考案された、スキー技術の採点方法です。
こちらの図のように、100〜115が一般的なスキーヤーの中間レベルとして設定されています。
僕の場合は、先日の滑走ではSki:IQが140前後だったので、エキスパートの手前、といったところでしょうか。
とはいえ、これはカービングターンの技術を中心に点数が付けられているため、不整地や急斜面でのテクニックまでは評価していません。
CARVアプリで確認することが出来る指標は、以下のように細分化されています。
Ski:IQの評価項目:
- Balance(バランス)
- Start of Turn(ターンの開始)
- End of Turn(ターンの終了)
- Topple(ターン内側への倒し込み)
- Edging(エッジング)
- Edge Similarity(両スキーエッジ角の同調)
- Edge Angle(エッジ角度)
- Early Edging(ターン開始時のエッジング)
- Edge Smoothness(エッジングのスムーズさ)
- Turn Comarison: Edging(左右ターンの比較)
- Pressure(荷重)
- Outside Ski Pressure(外スキーへの荷重割合)
- Pressure Smoothness(荷重のスムーズさ)
- Turn Comparison: Pressure(左右ターンの比較)
- Rotary(回転弧)
- Parallel Skis(スキーの平行性)
- Turn Shape(ターン弧の形状)
これらの細分化された指標についても、アプリ内で確認することが出来ます。
CARVアプリで詳しく見る方法
過去の滑走記録を確認するには、CARVアプリの「Home」画面に表示されている「Recent Activity」から選択します。
すると、その日の滑走履歴が表示されます。
「Lift 1」というのは1回目のリフト乗車、「Run 1」というのは1本目の滑走です。
ここで「Run 1」をタップすると、その滑走で記録されたSki:IQと各指標ごとの点数が表示されます。
ここでは主要な4項目(Balance/Edging/Pressure/Rotary)の点数が表示されています。
Balanceをタップすると、細分化された項目が表示されます。
Edging、Pressureの詳細では、ターンの中でどのように変化しているかも確認することが出来るため、左右差の改善にも役立ちます。
緑色のゾーンが、次の段階にステップアップするための目標値です。
このように、次の段階にステップアップするにはどこが弱いのか、を確認することが出来ます。
滑りのクセが丸裸!
上記の画像のように、見事に自分の滑りのクセが丸裸にされてしまいます。
普通のレッスンではここまで細かく分析してもらえないですよね。
一本ごとの分析結果をこのように見ることが出来るので、試行錯誤のスピードがかなり上がりそうだと感じました。
課題を克服する方法については、Drill(練習メニュー)が用意されているので重点を絞って練習することができそうです。
つづく
次回は、別のモードで滑ってみた感想を紹介します。
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