盛岡の名物に「三大麺」というのがあります。
その3つというのは、冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばです。
今回は、わんこそばに挑戦するために、盛岡市内の老舗「東家本店」に行ってきました。
事前に食べるコツを調べてから挑戦したので、無事に目標にしていた100杯を食べることが出来ました。
盛岡市の東家本店でわんこそばに挑戦。アドバイスを参考にしたら100杯食べられた
「東家」について
東家さんは明治40年に創業した、お蕎麦屋さんです。
わんこそばだけでなく、普通のお蕎麦やそばを使った会席料理なども提供しています。
現在は、本店も含めて盛岡市内に4店舗を構えています。
Webページはこちら。
▼わんこそばと南部そば会席|東家(あずまや)
東屋本店のわんこそばについて
わんこそばを食べたいと伝えると、2階に通されます。
長テーブルの指示された席に座ると、担当の給仕さんがやってきます。
まずは、注文を確認します。東家では、わんこそばのコースが2つあるので、高い方か安い方を選びます。
- 高い方
- 食べた数は、お椀で数える
- 薬味が9種類
- 安い方
- 食べた数は算木(マッチ棒の柄みたいな木の棒)で数える
- 薬味が7種類
わんこそばを食べる人にはエプロンが渡されるので、それを身に付けます。勢いよく食べるし、お椀にお蕎麦が投げ込まれるので、服に汁が付かないようにエプロンが必要なのですね。
そして、給仕さんの準備が出来たら、スタートです。各自のペースでお蕎麦を食べましょう。
もう蕎麦を食べられない、と思ったらお椀にフタをして終了です。
もう食べられない、と思っているとデザートが出てくるので、最後の気合いで食べましょう。
わんこそばを食べるときのコツは「汁を飲まない」「一品物を食べない」の2つだけ!
ここに書かれているコツは、事前にネットから仕入れた情報ですので、他のブログ記事でも同様のことが書いてあると思います。
コツその1の「汁を飲まない」というのは、お腹の中でお蕎麦が膨らむのを防ぐためです。なるべくお腹の中に汁気を入れずに、余った汁はどんどんたらいに流しましょう(これは事前に給仕さんからも説明を受ける)。
コツその2の「一品物を食べない」というのは、お蕎麦がお腹の中に入らなくなるのを防ぐためです。
この2つのコツを守るということは、ただひたすらそばの麺だけを食べ続ける、という事になります。
お蕎麦の風味を楽しむとか、食事を楽しむ、といった要素は無くなります。
わんこそばというのは、一種の競技みたいなものです。
その他のアドバイス
- ひとりで挑戦すると辛いので、誰かと一緒にお店に行こう
一緒に挑戦する仲間とか、応援してくれる人がいる方が頑張れると思います。
ひとりで行くと、給仕さんとのタイマンになるため、途中でくじけるかもしれません。
- 担当になる給仕さんのタイプを把握しよう
給仕さんにも個性があります。
お蕎麦の投入タイミングやかけ声のかけ方が異なるので、相性の良い給仕さんが付いてくれると、記録が伸びやすいかもしれません。
- 一杯のそばの量はかなりバラバラ
他のブログにも書かれていますが、お椀に投入されるお蕎麦の量はけっこうバラバラです。
ペロリと一口で食べられる量もあれば、口の中いっぱいに頬張らないと食べられない量もあります。
量が多いときは無理せずに、ゆっくり噛んで飲み込みましょう。
わんこそばに挑戦。記録は111杯!
さて、上記のアドバイスを参考にして挑戦してきました。
わんこそばのコースは、安い方にしました。一品物は食べきれないと思ったので。一緒に行った友達は、わんこそばではなくカツ丼を注文しました(ここのカツ丼も美味しくて評判のメニューなのです)。
▼スタート時の状態。
今回担当してくれた給仕さんは非常におとなしいタイプで、小声で話す人でした。
食べているときもほとんどかけ声が無く、隣のテーブルを担当していた元気な給仕さんとは全く違う雰囲気でした。
幸い、一緒に食べに行った友達が応援してくれたおかげでテンポ良く食べることが出来ました。
食べているときの気分は、こんな感じでした。
- 〜30杯くらい:楽しく食べる
- 〜60杯くらい:もうお腹いっぱい、あと少しだけ頑張ろう
- 〜80杯くらい:苦しい、たすけて
- 〜100杯くらい:もうゴールしてもいいよね
という感じで、なんとか111杯を食べきりました。
100杯食べると、手形をゲットできる
100杯以上食べたので、認定証のほかに、手形をもらう事が出来ました。
日付と食べた数を記載してくれます。
▼手形(表面)。
▼手形(裏面)。
これをゲットするために、まずは100杯を目指したいところです。
感想
普段は小食で、特に炭水化物を一気に食べる、ということが無いので100杯も食べられるのか?と不安でしたが、応援してくれた友達のおかげもあって、なんとかノルマを達成して手形をゲットすることが出来ました。
食べ終わって(お腹が落ち着いて)みると、楽しかったなという感想です。
でもきっと、二度と挑戦することはないでしょう。誰かが食べに行くときは一緒について行くと思いますが、一度やったらもう十分です。
あまりお蕎麦を楽しむことは出来ませんが、一度チャレンジしてみると楽しいですよ。
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