先日購入したランニングウォッチをレビュー。
EPSONランニングGPSウォッチ SF-810レビュー(購入編)
趣味でランニングをやってます
マラソンを始めてから、かれこれ5シーズン目に突入した。
僕は30台を過ぎて大人になるまで、大した運動はしてこなかった。
特に「かけっこ」は大の苦手で、小学校のマラソン大会ではビリだったし、高校で開催されたマラソン大会でもほとんど歩きながら完走(というより完歩)した記憶がある。
そんな人間が、なぜか「マラソンが趣味です」と言えるくらいまで続いているのは、なんとも不思議なものだな〜と思う時がある。
ランニングを始めたきっかけ
あれは2011年の秋。
仲の良い友人(彼女はマラソンが趣味)が皇居を走ろう、というイベントを開いていて、それを見に行ったのがきっかけだ。
なんか面白そうだな、と思って僕は自転車でそのイベントに遊びに行くことにした。もちろん、走るつもりは全くなかった。
友人達が走るのを眺めていたら、彼女から「ウォーキングで皇居を一周歩いてみる?」と誘われたので、ウォーキング組と一緒に皇居を1周、てくてく歩いてみた。
するとけっこう気持ちが良かった。
景色も良いし、かるい運動をしてなんか気持ちがいいな、と思ったのだった。
そして、ついうっかり。次の日にランニングシューズを購入。
かれこれ5シーズン目に突入
当時はじめたランニング仲間で、今も続けて走っている人は少ない。
だけど僕は、子供の頃に大嫌いだった「走ること」を5年も続けている。
はじめは自宅の周りをちょろちょろ走ったり、皇居を1周走ってみたり、という状態からスタートして、フルマラソンを完走できるようになった。
ここまで続けてこられたのは、練習すれば徐々に成果が出ること、大会(特に地方への遠征)が楽しいこと、体が丈夫になったこと、というのが理由かもしれない。
今の目標は「サブ4」
「サブ4」というのはマラソン用語で、フルマラソンで4時間以内にゴールすること。アマチュアランナーの最初の目標である。
これを達成するためには3ヶ月間、毎月100km程度走り込むくらいの練習量が必要になる。
そしてこの練習量を記録するためには色々方法があるけれど、最近ではスマホのアプリを使って走った距離を記録する、というのが主流になっている。
しかし、このスマホのアプリにはいくつか課題があって、
- スマホのバッテリー消費が激しいため、長い距離を走る練習や、フルマラソンの大会で計測するのはかなり厳しい
- こまめにペースを確認するには手に持って走る必要がある
- GPSの測定誤差がそれなりにあるため、特に長い距離を走った場合の累積誤差はサブ4達成の障害となる
サブ4を目指してGPSウォッチを購入
昨シーズンは全く成績が振るわなかったので、今シーズンのモチベーションを高めるためと、上記の課題点を解消するためにGPSウォッチを購入することにした。
GPSウォッチ選び
基本的にモノ選びは慎重を期するタイプなので、ネット上の情報を手当たり次第に収集して、いくつかの候補を選んだ。
欲しい機能としては、
- GPSによる距離、ペースの記録が出来ること・・・これが無ければGPSウォッチではないので
- 1km毎のラップを記録できること
- スマホ経由で記録を取りだしてWebサービスにアップロードできること
- 心拍数の測定が出来ること・・・これがポイント
心拍数の計測に関して、従来のランニングウォッチは、心拍計測用のモジュールが組み込まれたベルトを胸に巻き付ける必要があり、これは面倒くさい、というユーザーの評判を目にした。
ところが最近では、Apple Watchのように手首で心拍数を計測できるタイプが登場している。
GARMIN ForAthlete 225J → 現行機種は235J
EPSON SF-810
価格はどちらもだいたい同じくらいである。
SF-810とForAthlete 225Jを比較して、購入したのはSF-810(B)
この2台を候補としてネット上の評判を調べてから、実機を触って決めるためにヨドバシカメラに行ってみた。
ヨドバシカメラの店員さんにSF-810とForAthlete 225Jを見せて欲しい、とお願いしたところ、SF-810は店頭デモ用の実機があるのだがForAthlete 225Jはデモ用の実機が無い、ということだった。
という事で店員さんにSF-810の実機を出してもらい、触ってみた。
なお、ForAthlete 225JはYouTubeでオフィシャルの説明ビデオが公開されており、それを事前に見ていたので、操作性はおおよそイメージを掴むことが出来る。
(このあたりのプロモーションのやり方は日本企業が弱いところだなぁ、と感じる)
SF-810を手にした最初の印象は、見た目よりも軽い、ということ。腕に巻いてみると、本体部分が結構大きい。しかしバンドが柔らかいので装着感は悪くない。
男性向けとしてデザインされているのだろうか。軽いけれどそれなりに大きいので、このデザインで女性が使用するにはちょっとハードルが高いな、という感じがする。
起動してメニューを操作してみたが、全く直感的に操作ができなかった。
EPSONのWebサイトから説明書のPDFをダウンロードして事前に眺めていたのだけど、実機に刻印されている言葉だけでは全く操作方法が分からない。いわゆる初見殺しである。
(いまは操作方法をきちんと理解できている)
ネット上の情報で気になっていた、液晶表示の視認性の悪さに関しては、確かに時計メーカーの液晶表示に比べたらチープな感じがするが、必要な情報は見ることが出来るので今回は良しとした。
結局、機能の多さとバッテリーの持ち(SF-810は最大20時間までGPS記録が出来るため、ウルトラマラソンまで対応できる)を優先して、EPSON SF-810を購入することにした。
購入してから1ヶ月経ったので、ベゼルに傷が少し付いている。
長くなってしまったので、このSF-810のレビューは別の記事で書きたいと思う。
(追記)レビュー書きました。こちらからどうぞ
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