今回読んだ本はこちら。
読書日記:「BlogArts: 書評記事の書き方」を読んで書評の書き方をヒントを探す
タイトルの通り、書評記事の書き方について解説している本です。
このブログでも本を読んでその感想を書いています。
ただ、書評というほどしっかり書けていない気がするので「書評」というワードは使っていません。
きちんとした書評が書くためのヒントを探して、この本を手にしてみました。
本の内容は?
この本では書評の一般的なスタイルから、個人がブログで発信する際の書き方について解説しています。
「書評」というジャンルの成り立ち
もともとは、新聞などのメディアが新刊本を紹介するための文章を書いていました。
そのなかで、本の内容だけを紹介するものから、紹介者の視点で論評が含まれている文章が生まれて、それが書評というジャンルとして確立されていったそうです。
ということで、一般的な書評のスタイルは「本の紹介+論評」という構成になっている必要があります。
「読書感想」は感想文ですが、論評という要素があるかどうか、これが書評との違いになります。
個人ブログは自由に書いて良い
と本書では書かれています。
マスメディアでは、紙面の都合とマス向け、ということでテンプレート化する必要がありました。
しかし個人ブログで発信する場合は、発信者が好きなように書いて良いはずです。
せっかく自分のメディアを持っているのですから、何も旧来メディアの発進方法に合わせる必要は無いのです。
目的は「本を紹介してブログ読者に興味を持ってもらうこと」
そもそもブログで書評を書く目的は何でしょう?
ブログの読者に「面白い本があるよ、みんな読んでみなよ」と紹介するのが目的(の一つ)だと思います。
目的を達成することが出来れば、手段は自由に選びましょう。
発信者の熱い思いをひたすら書き殴るも良し、冷静に本の内容を紹介するも良し、なんでも良いはずです。
そのブログの文章を見て、ブログの読者が本に興味を持ってもらえれば目的は達成される訳です。
むしろ個人ブログの場合は、発信者の個性が表れる方が差別化できて良いのかもしれません。
感想
書評を上手に描けるようになるには、とにかくたくさん書くこと、と本書の中でもありました。
たくさん書く中で、自分のスタイルが確立されていく、というのは何事でも同じですね。
自分のメディアなんだから自由に表現をして良い、というメッセージを見て、気が楽になりました。
あまり堅苦しく考えずに、自分なりに書いていきたいと思います。
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