日本でiPhoneが発売されてから、ずーっとiPhoneを使っています。
iPhone 3Gが発売された時のキャリアはSoftBankだけだったので、そのまま現在に至るまでSoftbankで回線を契約しています。
これまで、iPhone 3G→iPhone 4→iPhone 5→iPhone SEと本体を乗り換えてきて、iPhone SEでようやくSIMフリーの端末を手に入れました。
そして、今のSoftbankの契約で違約金が発生せずに乗り換えられるタイミングが次の11月に迫ってきたため、MVNOへの乗り換えを検討してみることにしました。
おさらい:MVNOって何?
MVNOとはMobile Virtual Network Operatorの頭文字を取ったもので、日本語では「仮想移動体通信事業者」と呼ばれます。「仮想」というのは、自前で移動体通信の設備を持たずに、「MNO:移動体通信事業者」の設備を借りてサービスを提供しているためです。
パケット通信の料金が安くなる、というメリットはありますが、一方で音声通話の料金は高くなります。
パケット通信が安くなる仕組み、音声通話が高くなる仕組み、については詳しく説明しているサイトが色々あるので、ここでは割愛します。
現在では、docomo、au、SoftBankのそれぞれの回線を使ったMVNOがあります。
DMM Mobileを試してみた
インターネットへの接続品質は、MNOとMVNOのそれぞれのネットワーク品質に依存するのでなかなか評価が難しいところではありますが、NMPで乗り換える前に一度試してみよう、と思ってDMM MobileのSIMを購入してみました。
僕はこれまでSoftbankとauのパケット通信しか利用したことがなかったので、自分の活動する範囲内でdocomoのパケット通信の品質を確かめるのが目的です。
DMM Mobile
DMM Mobileを選んだのは単純で、既にユーザーアカウントを持っていたから、という理由です。
データ通信SIMの2GBプランをチョイス、月額料金は770円で、これに加えて加入手続きに3,000円かかりました。
オンラインで申し込んでから3日後、ちょうど土曜日にSIMが届きました。
その日の9時に開通していたので、iPhone SEにSIMを差し込んで、ネットワークプロファイルを設定したらすぐに使えるようになりました。
まったく手こずることもなく、あっさりとMVNOのサービスが使えるようになったので、ちょっと拍子抜けしました。
このSIMはデータ通信専用なので、電話を受けるためにSoftbankのSIMはiPhone 5に戻しました。
同じサイズのiPhoneを2台も持ち歩かなければならないのはちょっと面倒でしたが。
使ってみた感想:まったく問題なし
普段の生活範囲、通勤経路で使ってみましたが、問題なく通信できていました。
docomoのLTEは繋がりにくいのかな?と心配でしたが、普通に都心部でもちゃんとパケット通信できました。電車で移動している時はSoftbankよりも駅間の繋がりやすさは良いかもしれません(あくまで僕の通勤範囲の話で、しかも体感です)。
一度だけ、山手線に乗って恵比寿〜渋谷〜新宿を移動した時にまったく通信出来なかったことがありましたが、約二週間のうちでたった一度だけだったので、気にしない事にします。
MVNOの心配、というよりも個人的にはdocomo回線の品質が心配だったので今回試してみましたが、LTEの設備もしっかり整備されてきたので心配は不要だったようです。
という事で、NMPに乗り換えることにしました。
NMPでどこに乗り換えるか?
さて、今回はDMM Mobileを試してみましたが、NMPで乗り換える先はDMM Mobileとは限りません。というかDMM Mobileは選ばないでしょう。
その理由は、音声通話の料金が高いためです。やはり「20円/30秒」という料金は高いです。通話料を半額にするサービスもやっていますが、それでも高いかなと。
仕事で電話をかけることがあるため(仕事に個人携帯を使わせてるのはアウトだと思うんですけどね)、音声通話の定額プランを用意しているMVNOを選ぼうと思っています。
ちょっと前までは楽天モバイルだけだったのですが、最近はいくつかのMVNOで音声通話の定額オプションを用意しています。
- BIGLOBE SIM 「でんわ通話パック60」
- IIJmio 「誰とでも3分&家族と10分」
- DTI SIM 「でんわかけ放題」
- OCN モバイルONE 「5分かけ放題」
- U-mobile 「でんわパック60」
などなど。
各社それぞれサービスの提供方法などが異なるので、もう少し調べてから決めようと思います。
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