スキーシーズンが始まる直前に、以前から気になっていた電熱ベストを購入しました。
ここでは、実際に1シーズン使用してみた感想を紹介します。
スキーウェアの下に電熱ベストを着て滑ってみた感想
今回購入した商品はこちら。
以前、購入したときに書いた記事はこちら。
はじめに、感想のまとめです。
- 使い捨てカイロよりも断然暖かい
- ベスト外側の断熱性能が重要
- バッテリーの重さが気になる
- 着心地はイマイチ
- 1日滑るなら、10,000mAhのバッテリーが2本必要かも
といったところです。
以下、少し詳しく紹介します。
今回の使用環境です。
- 北海道のスキー場
- 外気温:マイナス15度〜0度くらい
- インナー:スーパーメリノウール EXP. ハイネックシャツ
- ミドラー:U.L.サーマラップジャケット
- アウター:モンベルのストームパーカー
- 中の人:身長168cm、普段の洋服はMサイズ
- 購入した電熱ベスト:Mサイズ
電熱ベストは、ミドラートアウターの間に着用しました。
使い捨てカイロよりも断然暖かい
これまでは、寒いときは背中に使い捨てカイロを貼っていました。
電熱ベストの方が発熱する範囲が広いので、使い捨てカイロに比べて圧倒的に暖かいです。
強さは「弱」「中」「強」の3段階で調節できるため、気温に合わせて調節することで、寒い時でも快適に過ごすことが出来ました。
マイナス10度より寒くなると、「中」では寒いため「強」にしていました。
ベスト外側の断熱性能が重要
電熱ベストはベストの両面(内側、外側)に熱を放出するため、外側に出る熱を上手く閉じ込めておくことが、暖かく過ごすポイントになります。
今回のレイヤリングではアウターの防風性が低いため、風の強いときはあまり暖かさを感じることが出来ませんでした。
試しに電熱ベストの上にダウンを着てみましたが、保温性は高くなったのですが動きづらかったので、やめました。
電熱ベストのサイズを小さめにして、なるべく内側のレイヤーで着るのが良いかもしれません。
バッテリーの重さが気になる
バッテリーは、左のお腹付近のポケットに収納するのですが、10,000mAhのモバイルバッテリーを使用していると、それなりに重さを感じます。
特に、滑っているときは体を前にかがめる姿勢を取るため、お腹付近に重さのある塊があって少し気になります。
はじめは違和感がありましたが、そのうち慣れました。
着心地はイマイチ
機能は良いのですが、着心地はハッキリ言って悪いです。
かなり「なで肩」に合わせたシルエットになっているため、肩〜首周りの形が合いませんでした。
今回はスキーウェアの中に着るので、シルエットの悪さは気にせず使用することにしました。
1日滑るなら、10,000mAhのバッテリーが2本必要かも
バッテリーの消費は、モードによって変わります。
僕が使用していた10,000mAhのモバイルバッテリーだと、
- 「中」だと4時間くらい
- 「強」だと2時間くらい
といったところでしょうか。
1日滑る場合は、午前と午後でモバイルバッテリーを1本ずつ消費するくらいでしょう。
ポケットの大きさや重量バランスとの兼ね合いもあるので、大容量のモバイルバッテリーを使用するのは難しいです。
おわりに
今回は電熱ベストがどんなものかを知るために、Amazonでお手頃な商品を購入して試しました。
寒がりの人は、こういうアイテムがひとつあると、冬をかなり快適に過ごすことが出来るでしょう。
あとはデザイン、フィット感の良いものがほしいところです。
来シーズンに向けて、さらに良さそうな商品を探してみようと思います。
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