今回の松山旅行は、羽田から飛行機で向かうことにしました。
せっかくなので、行きと帰りは違う空港を利用しようと思いました。
四国の空港のILSカテゴリーを調べてみた
国内の空港のILSカテゴリーをまとめた情報がないかな、と探してみたのですが見つかりませんでした。
とりあえず、今回調べた四国の情報だけまとめてみました。
ILSとは?
まずはILSについてざっくりと説明します。
ILSというのは「Instrument Landing System」の略で、日本語では「計器着陸装置」といいます。
空港に着陸進入する航空機に対して、地上の施設から指向性誘導電波を発射して、視界が悪いときでも安全に滑走路上まで誘導するシステムです。
このシステムがあると、視界に関係なく滑走路にアプローチできるため、視界が悪いときでも着陸することが出来ます。
ILSには「カテゴリー」と呼ばれるランク付けがあり、1→2→3A→3B→3Cという区分があります。数字が大きい方が性能が高く、どれだけの視界の悪さでも着陸できるか、という違いがあります。
ちなみに、僕の地元の青森空港はカテゴリー3Bの設備があります。
そのため、けっこう雪が降っている天候でも着陸できまするため、冬の時期でも欠航することが少ないです(滑走路の除雪は必要、あと吹雪(横風)が吹いていると難しくなる)。
▼航空:高カテゴリー運航の概要 – 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001417138.pdf
四国の空港はカテゴリーはすべて1
ILSが設置されている国内の空港は、こちらのページに情報がありました。
▼航空:ILS配置図 – 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/koku/04_hoan/j/37.pdf (リンク切れ)
これによると、四国の空港
- 高松空港
- 松山空港
- 高知龍馬空港
- 徳島阿波おどり空港
はいずれもカテゴリー1のようです(空港の印にカテゴリーが書いていないものは1)。
まとめ
カテゴリーが低い空港は欠航率が高くなるので、気を付けましょう。
とはいえ、チケットを手配する時点では当日のお天気が分からないので、運任せという部分もありますが。
もし天候が悪くて条件付き運航になった際に、どこに振り替えたらいいだろう?と悩んだときは高カテゴリーの空港を選ぶと良いかもしれません。
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