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またきた!WiFiルーター勧誘チラシ、今度は株式会社ADS?

モバイル

自宅マンションのポストに、またしてもこの手のチラシが入っていました。

素性の分からない業者なので、申し込まないように気を付けようね。

こんなチラシを見かけたら、ぽいっと捨てましょう

はい、怪しさ満点ですね。

怪しいポイントとしては、

  • 会社が怪しい
  • 料金が高い
  • 契約内容が酷い

と3拍子揃っています。

では、チラシの中身を見てみましょう。

まずは最初の文句。

こちらの地域はすでにインターネット※1Wi-Fiサービスをご利用頂けるエリア※2となっており、

ご地域※3にお住まいのお客様は割安で高速Wi-Fiサービスをお楽しみ頂けます。

新たにインターネットをはじめられる方、現在のインターネット料金※4にお悩みの方、

携帯電話、スマートフォンの毎月の速度制限にお困りの方は、是非この機会にご相談ください。

はい、なにを言っているか分かりません。

※1:「インターネット」はサービスではなくインフラの総称なので、「インターネットサービス」というのは間違いです。「インターネット接続サービス」であれば正しいです。

※2:公衆無線LANを指しているのか、家庭内無線LANを指しているのか、よく分かりません。というか公衆無線LANでも家庭内無線LANでも、モバイルルーターは不要です。

※3:「ご地域」という丁寧語は違和感があります。

※4:一般の消費者はインターネットに料金は払いません。接続サービスの提供業者には料金を払っていますけど。

お次はこちら。

接続機器をお持ちでない方は、タブレットPCまたはノートパソコンを無料でプレゼントします。

赤枠で囲んである図の上に「先着200台」と書いてありますね。

きっと「もう先着200台は無くなりました、今ならお安く販売してますよ」とか言って無理やり買わされるのでしょう。

月間の通信利用量による速度制限はありません。スマホの速度制限にお困りの方はおすすめ。

混雑回避のための速度制限はあります。

結局速度制限はある、ということですね。

株式会社ADSとは何者か?

電話番号の上に「株式会社ADS」と書かれています。

もちろん、会社名でも電話番号でも、Google検索ではなんにも情報が見つかりません。

この手のチラシは「ヒカリテレコム」「暮らしナビ」など、会社名を変えながらあちこちで配られています。

そしていずれの会社も実在しない会社です。

裏面を見てみましょう。

小さな文字で注意事項が書かれています。

怪しさ満点です。

【割引期間について】

3年契約のうち12ヶ月目まで適用されるキャンペーンです。※513ヶ月目より4,380円(税抜)、25ヶ月目より5,380円(税抜)※6となります。

【初期費用について】

・契約事務手数料3,000円(税抜)がかかります。

【解約金について】

本プランの初回の契約期間は、契約開始月を1ヶ月目とする36ヶ月間です。更新月以外に解約された場合、契約解除料9,500円(税抜)が発生します。なお、初回以降の契約期間は、契約満了月の翌月から自動的に2年間更新されるものとします。

ただし、契約満了月の翌月および翌々月(以下「更新月」といいます)における解約については契約解除料が発生しないものとします。

また、端末割賦金残債がある場合、1,875円(税抜)×24ヶ月※7の残月数分の費用が発生いたします。

【通信について】

・ご利用の地域によっては最大通信速度が異なります。また、ベストエフォート方式の為、回線の混雑状況や通信環境により通信速度低下、または通信が出来なくなる場合があります。

・Wi-FiルーターはNTTdocomo、WiMAX、Y!mobileの通信回線※8がご利用可能です。

【オプションについて】

端末補償サポートを月額1,000円(税抜)※9でご利用頂けます。

※5:3年縛りというのは、かなり長いですね。

※6:2年目以降に徐々に値上がりしていき、3年間の合計の支払金額は、155,880円になります。普通にUQ WiMAXを申し込んで3年使用しても、13万くらいで済みます。

※7:1,875円×24=45,000円です。モバイルルーターにしては無駄に高いです。AmazonでNECのSIMフリールーターが25,000円で売っているというのに。

※8:NTTdocomoは月間通信量が無制限になるプランは用意されていないので、ここに書かれているのは一部ウソ、ということになります。

※9:端末の補償だけで月額1,000円も取るキャリアは見当たらないのですが。

まとめ:知らない会社はまずググる、それだけ

日本全国でこの手のチラシが投函されているようなので、けっこう情弱な人達がうっかり契約してしまっているから無くならないのでしょうね。

とりあえず、知らない会社名を見かけたらググってみる、という習慣を身に付けるだけでかなりの人たちが救われると思うのですが。

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