呉市安浦地区でのボランティア活動も3日目になりました。
今日は被害の大きかった山間部での活動でした。
水が猛威を振るった跡を目の当たりにすると、言葉もありません。
呉市安浦地区でのボランティア活動3日目。水を舐めたらいかん
ボランティアセンターで受け付けを済ませて、軽トラの助手席に乗せられて向かったのは、安浦地区でも被害の大きかった地域でした。
壮絶な現場
訪れた現場は、山に囲まれた集落です。
山のあちこちで土砂崩れが発生し、川の支流が合流していくようにひとつの大きな流れになって、集落の一部を飲み込んでしまったようです。
家があったところや田んぼだったところが、流れてきた木やがれきで埋め尽くされていました。
どうやったらこんな状態になってしまうのか、この場を水や土砂が流れていった姿が想像できません。
写真は撮りましたが、ここにアップするのは控えます。
今日は近所の方が一緒だったので、少し話を聞くことが出来ました。
「1週間雨が降り続いて、最後の日は雨がすごかった。その最後の雨で堤防が決壊して街の中心部が水浸しになった」
と話していました。
1週間も雨が降り続いたら山はこんなにも脆くなるのですね。
水の力はすごい
土砂混じりの水が一気に流れてきたようです。
▼軽トラがぐにゃり。
▼砂防ダムの一部。
100mくらい上にある砂防ダムが壊れて、かけら(というサイズではないですが)が滑り落ちてきたのでした。
土砂をかき出す簡単なお仕事
今日は合計11人のチームで、お屋敷のまわりの側溝に溜まった土砂をかき出す、という肉体労働でした。
はじめは6人で作業を開始して、途中から大学生(大阪から来た)5人が加わりました。
側溝に溜まった土砂は、大きな石がゴロゴロ混じっていて、さらに土が粘土のように固まっていて、かき出すのに苦労しました。
土砂をかき出して、ネコ(一輪車)に乗せて、土砂捨て場まで運ぶ、という作業をそれぞれ分担して行いました。
なんとかお天気が崩れる前に作業が完了して良かったです。
土日は雨のためボランティアが中止に
土日は雨のためボランティア活動が中止となりました。
竹原市からは、親切に電話まで頂きました。
すっぽり二日間、予定が空いてしまったのでどうしようか悩み中です。
お天気が悪いので、観光するにも難しそうです。
さらに、ほぼ雨が降りっぱなしのお天気みたいなので、そんな天気の中、豪雨災害のあった地域に留まるのは大丈夫だろうか?という不安もあります。
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