昨日から倉敷市にやって来ました。
西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の復旧支援活動に参加しています。
▼前日の記事はこちら。
今日は、倉敷市のボランティアセンターについて紹介します。
西日本豪雨の災害ボランティア活動2日目。倉敷市のボランティアセンターは運営がとてもスムーズ
倉敷市のボランティアセンターは、倉敷市の社会福祉協議会が主体となって運営しています。
ボランティアセンターは、被災した真備地区にアクセスしやすい、中国職業能力開発大学校(中国能開大)の敷地に開設されています。
このボランティアセンターが拠点となって、各被災地にボランティアを派遣しています。
▼倉敷市災害ボランティアセンター
ボランティア参加者は1日あたり600人〜1200人くらい
平日は約600人、休日は約1500人ものボランティアが参加しているようです。
▼これまでの参加者数。
毎日これだけの参加者が片付け作業に従事しています。
しかし、被災地域を見渡してみると、片付いていない家屋や道路がたくさん残っています。
真備町はかなり被害が多かったため、これだけのボランティアが作業しても、なかなか片づけが終わりません。
ボランティアセンターの運営はスムーズ
毎日、これだけの人数を動かすのはかなり大変だと思いますが、運営は非常にスムーズに行われているように見えます。
ボランティア参加者の誘導や、バスの手配、装備品の提供、送られてくる物資の仕分け、作業中のサポート、帰ってきたボランティアの消毒、体調管理、各種証明書の発行手続きなど、様々な役割のスタッフが忙しく動き回りながら、大人数のボランティアを動かしています。
スタッフの練度が高いように感じました。
そのため、僕たちのようなボランティア参加者は、受け付けから出発、帰還してからの解散まで、モタモタ待たされることがありません。
Peatixを使った受け付け作業の効率化
ボランティアへの参加は当日、ボランティアセンター現地で手続をすることが可能です。
大半の人たちは現地の受け付けカウンターで受け付けをしています。
それに加えて、受け付け作業を効率化するためにPeatixのサービスを利用しています。
ボランティア参加者が事前にPeatixで無料のチケットを申し込んでおくことで、当日朝の受け付けがスムーズになります。
受け付けスタッフの負荷を低減できるので、これは良い取り組みだと思いました。
装備や飲み物などを提供している
ボランティアセンターが立ち上がってから1ヶ月が過ぎて、支援物資が十分に入ってくるようになっています。
基本的に、ボランティアに参加する人たちは自前で装備を用意して参加するべきですが、中には必要な持ち物を持ってきていない、という人もいます。
そのような人たちには、必要な装備を無償で配布しています。
- マスク
- ゴーグル
- 軍手、ゴム手袋
- 帽子
- 飲み物
- 長靴
多くの人たちがこれらの物資をあてにしてはいけませんが、ボランティア参加者の安全を担保するために、これらの装備が用意されているのでしょう。
つづく
2日間のボランティア作業に参加して、スタッフの練度の高さに感心しています。
さて、明日と明後日は台風20号が襲来するため、ボランティア活動は中止となりました。
2日間は休息しながら、倉敷の街を少し見て回りたいと思います。
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