久しぶりにGoogle AnalyticsとSearch Consoleの結果をまじまじと眺めてみました。
中身を細かく見てみると、いまの課題がなんとなく見えてきました。
以下は直近の30日(2017/03/26〜04/24)の結果を表示しています。
ページビュー数
まずはページビューのグラフを見てみましょう。
「ユーザー > 概要」から「ページビュー数」を表示させたものです。
記事数はどんどん増えているのですが、グラフは右肩上がりにはならず、ほぼ横ばいです。
3月末〜4月頭にグラフが落ち込んでいるところがあります。
これはGoogle Analyticsのタグ埋め込みに問題があって、ただしく分析されていなかった時期です。
その時の顛末はこちらの記事に書きました。
その他の数値も合わせて見てみます。
それにしても直帰率が高いです。
このブログはあまりハッキリした軸を決めていないため、ほとんどの記事が単体で完結するものになっています。
そのため、ブログ内を回遊するというケースが少ないようです。
デバイスカテゴリの内訳
どんなデバイスで閲覧されているか?を調べてみます。
「ユーザー > モバイル > 概要」から、アクセスするデバイスの比率です。
desktop(=パソコン)からのアクセスが大半を占めています。
tabletを使っている人はだいぶ少ないな〜という印象です。
流入経路
このブログにどうやってアクセスしているか?を調べてみます。
「集客 > 概要」から、集客方法です。
この4つの区分は、だいたい以下のように決まっているようです。
- Organic Search:検索エンジンからのアクセス(Google、Yahoo、Bingなど)
- Direct:他のページ以外からのアクセス(ブラウザにURLを直接入力、ブックマークからのアクセス、メールに貼られたURLからのアクセスなど)
- Social:SNSからのアクセス(Facebook、Twitterなど)
- Referral:固定リンクからのアクセス(他のサイトに貼られたURLなど)やFeedlyからのアクセス
Organic Searchの割合が高いということは、検索される情報を記事に書いている、ということなのでしょうか。
Directが多い、というのは謎です。自分のアクセスが含まれているのでしょうか?
検索キーワードに(not provided)が表示されるワケ
ここから「Organic Search」をクリックすると、検索キーワードの内訳を見ることが出来ます。
しかし、(not provided)がほとんどです。
これではよく分かりません。
(not provided)が増えている理由ですが、「検索エンジンがSSLで通信するようになったため」だそうです。
SSLとは、通信を暗号化する仕組みです。
暗号化された通信は当然ながら中身を見ることが出来ません。
そのため、どんなキーワードでアクセスしてきたのか?をブログサイト側で調べることが出来ないようです。
(not provided)の中身(の一部)はSearch Consoleで確認できる
Search Consoleを使うと、Google検索で検索キーワードの表示回数とクリック数を知ることが出来ます。
Google限定なので、YahooやBingの情報は分かりません。
それでも大半の人たちはGoogle検索を使っているので、問題はないでしょう。
Search Consoleは、Google Analyticsとは別のサービスなので、別途申し込んでおく必要があります。
登録手順などは、こちらのサイトが詳しく書かれています。
Search ConsoleとGoogle Analyticsが連携した状態だと、「集客 > Search Console > 検索クエリ」で、検索キーワードを確認することができます。
表の説明:
- 検索クエリ:Googleの検索窓に入力されたキーワード
- クリック数:検索結果が表示された後、クリックされた回数
- 表示回数:検索結果に表示された回数
- クリック率:表示回数とクリック数の割合
- 平均掲載順位:検索結果の画面で表示される順位
1番目の(not set)は、Google側のいろいろな事情で表示出来ないもの、みたいです。
2番目以降を見てみると、結構前に書いた記事が未だに検索されている、という事が分かります。
いずれも掲載順位が一桁台、つまり「Google検索結果の1ページ目に表示される(率が高い)」ということです。
このキーワードを入力したら確実に表示されて、その結果クリックされているようです。
こういう記事が増えていくと、アクセス数がアップしていくのでしょうね。
まとめ
- Google Analyticsは申し込んでおくべし
- Search Consoleも申し込んでおくべし
- Google AnalyticsとSearch Consoleは連携させるべし
- どんなことでも記事にすべし
- ブログ内を回遊させるには続きもの、関連性の高い記事を量産すべし
- 検索キーワードはきちんと記事に入れるべし
- あまり頻繁に見ると精神衛生上良くないかも
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