スポンサーリンク

太平洋フェリー「いしかり」セミスイートルームはコスパが良かった

のりもの

先日、苫小牧から名古屋までの移動に、太平洋フェリー「いしかり」に乗って2泊3日の船旅を楽しみました。

今回は奮発してセミスイートルームを利用してみましたが、とても快適でした。

太平洋フェリー「いしかり」セミスイートルームはコスパが良かった

今回、初めて太平洋フェリーを利用して、苫小牧から名古屋まで移動してみました。

2泊3日の行程です。

フェリーに滞在する時間が長いので、なるべく快適に過ごせるように、セミスイートルームの部屋を手配しました。

全4室のスイートルーム

太平洋フェリーの「いしかり」にはスイートルームが4室あります。

  • ロイヤルスイート(1室)
  • スイート(1室)
  • セミスイート(2室)
601から604がスイート系

スイートルームは他の部屋に比べると数が少ないため、(特に週末に運行する便は)予約を開始した直後から争奪戦が始まります。

他の部屋では「早割」という料金設定があるのですが、スイートルームには「早割」がありません。それでも、スイートルームはすぐに予約で埋まってしまいます。

閑散期のセミスイートルームはコスパが良い

今回は5月の旅行だったので、A期間(閑散期)の運賃でした。

A期間は運賃が安いだけでなく、個室の貸し切り料金が不要となるため、大人1人分の運賃で利用することができます。

さらにWebから予約すると「インターネット割引」が適用されて10%OFFとなります。

今回はA期間でインターネット割引を適用した結果、苫小牧〜名古屋間の運賃は37,200円となりました。

上記の金額は2021年5月時点のものです。最新の運賃は太平洋フェリーのWebサイトで確認して下さい

さらに料金には乗船中の食事(5回分)も含まれているので、2泊3日の船旅としてはかなりコストパフォーマンスが良いと感じました。

苫小牧発名古屋行きでは食事(5回分)が料金に含まれる

セミスイートルームの紹介

今回は実際に利用した602号室を紹介します。

部屋の入り口

普通にホテルのツインルームのような広さです。

部屋の全景

部屋にはセミダブルのベッドが2台と、デスク、ソファー、テーブルがあります。

写真奥に見えているカーテンを開けると、船の船首方向にむいた窓があります。

部屋の窓からの眺め

夜間の航行中は、光が漏れて航行の妨げになるため、カーテンを閉めるよう注意書きがあります

電源コンセントは、ベッド脇に1口、デスクに2口ありました。

窓付きのバスルーム

バスタブは、脚をまっすぐ伸ばしても届かないくらいの大きさです。

もちろん、ボディソープ、シャンプー&コンディショナーが常備されています。

バスルーム入り口には洗面台があり、ドライヤー、歯磨きセット、カミソリが置いてあります。

コーヒー、お茶セット
透明ケースの中は、お茶セット

ソフトドリンク類もそれぞれカップが用意されており、いつでも飲めます。

グラス、ワイングラス、氷入れ

デスク脇の引き出しには、さらにお酒用のグラス類が収納されています。

ワイングラスがあるのはありがたいです。

ワインは船内の売店で購入することもできます。

その他の設備としては、

  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • クローゼット
  • バスローブ、部屋着
  • サンダル
  • フェイスタオル、バスタオル

という感じで、普通のホテルと変わらない設備です。

その他の部屋については、太平洋フェリーのWebサイトを参照ください。

いしかり|船舶紹介|太平洋フェリー
太平洋フェリー、「いしかり」の船内を紹介しています。

良かったところと改善して欲しいところ

全体的には満足度の高いセミスイートルームでしたが、ここは改善して欲しいな〜と思う点もありました。

以下、部屋とバスルームの良かったところと改善して欲しいところをまとめました。

部屋について

良かったところ
  • 十分な広さの部屋
  • 窓から見える前面展望
  • 快適なベッド
  • お酒用のグラス、ワイングラスも常備
改善して欲しいところ
  • テレビの画質が悪い(デジタル放送をアナログで分配している?)
  • クローゼットに衣類用の消臭スプレーを常備して欲しい

バスルームについて

良かったところ
  • 湯船が広くてゆったり浸かれる
  • 窓から外の景色を眺められる(窓が曇るけど)
  • 部屋着の他にバスローブがあるのは良い
改善して欲しいところ
  • 洗面器やイスが無いので、体を洗うときが不便。床にベタッと座るとカランが高くて使いづらい。船が揺れるから立ったまま体を洗うのは難しい
  • ボディ洗い用のスポンジがあるとなお良い
  • 入浴剤があるとさらに良い

おわりに

2泊3日の行程だと2日目はずうっと船の中で過ごすため、部屋の快適さは重要です。

今回、セミスイートルームを利用してみたところ、かなり快適に過ごすことができました。

一人で過ごすならセミスイートルームで十分です。二人で過ごすなら1ランク上のスイートルームを選ぶのも良いかもしれません。

料金的には、シティホテルに2泊するのと大差ない金額なので、宿泊+船旅を楽しめると考えればコストパフォーマンスは良いと感じました。

太平洋フェリーのスイートルームはオススメです。

こちらの記事もいかがですか?

2泊3日の船旅の様子をまとめました。

国内最長のフェリー航路、太平洋フェリー「いしかり」で2泊3日の船旅
先日、旅行で名古屋まで行ってきました。 その際に、往路は太平洋フェリーの「いしかり」を利用して、2泊3日の船旅を楽しんできました。 とても快適でした。 国内最長のフェリー航路、太平洋フェリー「いしかり」で2泊3日の船旅 北海道から名古屋への...

コメント

タイトルとURLをコピーしました