先日、苫小牧から名古屋までの移動に、太平洋フェリー「いしかり」に乗って2泊3日の船旅を楽しみました。
今回は奮発してセミスイートルームを利用してみましたが、とても快適でした。
太平洋フェリー「いしかり」セミスイートルームはコスパが良かった
今回、初めて太平洋フェリーを利用して、苫小牧から名古屋まで移動してみました。
2泊3日の行程です。
フェリーに滞在する時間が長いので、なるべく快適に過ごせるように、セミスイートルームの部屋を手配しました。
全4室のスイートルーム
太平洋フェリーの「いしかり」にはスイートルームが4室あります。
- ロイヤルスイート(1室)
- スイート(1室)
- セミスイート(2室)

スイートルームは他の部屋に比べると数が少ないため、(特に週末に運行する便は)予約を開始した直後から争奪戦が始まります。
他の部屋では「早割」という料金設定があるのですが、スイートルームには「早割」がありません。それでも、スイートルームはすぐに予約で埋まってしまいます。
閑散期のセミスイートルームはコスパが良い
今回は5月の旅行だったので、A期間(閑散期)の運賃でした。
A期間は運賃が安いだけでなく、個室の貸し切り料金が不要となるため、大人1人分の運賃で利用することができます。
さらにWebから予約すると「インターネット割引」が適用されて10%OFFとなります。
今回はA期間でインターネット割引を適用した結果、苫小牧〜名古屋間の運賃は37,200円となりました。
さらに料金には乗船中の食事(5回分)も含まれているので、2泊3日の船旅としてはかなりコストパフォーマンスが良いと感じました。

セミスイートルームの紹介
今回は実際に利用した602号室を紹介します。

普通にホテルのツインルームのような広さです。

部屋にはセミダブルのベッドが2台と、デスク、ソファー、テーブルがあります。
写真奥に見えているカーテンを開けると、船の船首方向にむいた窓があります。

電源コンセントは、ベッド脇に1口、デスクに2口ありました。

バスタブは、脚をまっすぐ伸ばしても届かないくらいの大きさです。
もちろん、ボディソープ、シャンプー&コンディショナーが常備されています。
バスルーム入り口には洗面台があり、ドライヤー、歯磨きセット、カミソリが置いてあります。


ソフトドリンク類もそれぞれカップが用意されており、いつでも飲めます。

デスク脇の引き出しには、さらにお酒用のグラス類が収納されています。
ワイングラスがあるのはありがたいです。
ワインは船内の売店で購入することもできます。
その他の設備としては、
- テレビ
- 冷蔵庫
- クローゼット
- バスローブ、部屋着
- サンダル
- フェイスタオル、バスタオル
という感じで、普通のホテルと変わらない設備です。
その他の部屋については、太平洋フェリーのWebサイトを参照ください。
良かったところと改善して欲しいところ
全体的には満足度の高いセミスイートルームでしたが、ここは改善して欲しいな〜と思う点もありました。
以下、部屋とバスルームの良かったところと改善して欲しいところをまとめました。
部屋について
- 十分な広さの部屋
- 窓から見える前面展望
- 快適なベッド
- お酒用のグラス、ワイングラスも常備
- テレビの画質が悪い(デジタル放送をアナログで分配している?)
- クローゼットに衣類用の消臭スプレーを常備して欲しい
バスルームについて
- 湯船が広くてゆったり浸かれる
- 窓から外の景色を眺められる(窓が曇るけど)
- 部屋着の他にバスローブがあるのは良い
- 洗面器やイスが無いので、体を洗うときが不便。床にベタッと座るとカランが高くて使いづらい。船が揺れるから立ったまま体を洗うのは難しい
- ボディ洗い用のスポンジがあるとなお良い
- 入浴剤があるとさらに良い
おわりに
2泊3日の行程だと2日目はずうっと船の中で過ごすため、部屋の快適さは重要です。
今回、セミスイートルームを利用してみたところ、かなり快適に過ごすことができました。
一人で過ごすならセミスイートルームで十分です。二人で過ごすなら1ランク上のスイートルームを選ぶのも良いかもしれません。
料金的には、シティホテルに2泊するのと大差ない金額なので、宿泊+船旅を楽しめると考えればコストパフォーマンスは良いと感じました。
太平洋フェリーのスイートルームはオススメです。
こちらの記事もいかがですか?
2泊3日の船旅の様子をまとめました。

コメント