関西に遊びに来たついでに、フェリーに乗りたくなったので阪九フェリーの新門司行きに乗ってみました。
初めて個室を予約してみましたが、やはり快適でした。
久しぶりの船旅は阪九フェリーで神戸から新門司へ移動。シングル個室は快適
阪九フェリーは、その名の通り九州と関西を結ぶ長距離フェリーです。
▼阪九フェリー|九州-関西間の船のご予約・運賃・空席照会
大阪や神戸からは、四国や九州各地に長距離フェリーが出ています。
今回の旅でどこに行こうか考えたときに、まだ福岡県に上陸したことがなかったので、新門司を目指すことにして、阪九フェリーの「神戸〜新門司」の航路を予約しました。
▼今回乗ったのは「やまと」。
戦艦ではありません。
シングルルームの「2等個室A」はベッド以外のスペースがあるので快適
Webで予約するときに、部屋のグレードと料金を確認したところ、2等の相部屋と個室では金額差が小さかったので、個室を選んでみました。
何度かフェリー旅をしてきましたが、個室に泊まるのは初めてです。
▼2等指定Aのお部屋はこんな感じ。
ベッド(幅は結構狭い)と、デスクがあります。
水道があるのもちょっと便利でした。
写真では見えませんが、空調のスイッチもあって、部屋ごとに温度を調節できるようになっています。
コンセントはデスク上に3口、ベッド上の蛍光灯のところに1口ありました。
▼ベッドの上には棚とテレビ。
ハンガーと毛布を取り出して、ここに荷物を置いておくことが出来ます。
ハンガーは壁のフックにかけておきます。
▼テレビは位置情報を表示。
普通のテレビ放送も見られるようですが、こっちの方が面白いので常にこの画面でした。
デスクがあると、普通のホテルと同じように荷物を広げられるので、かなり快適です。
また、部屋は鍵をかけておくことが出来るので、出かけるときに荷物の心配をしなくて良いです。
フェリー旅の過ごし方
今回は、こんな感じで過ごしていました。
▼17:30 乗船。
今回はバイクも車もないので、歩いて船に乗り込みました。
船内のインフォメーションカウンターで、個室の鍵を受け取って部屋に入ります。
18:00 入浴(1回目)。
まずは昼間の汗を流します。あとで再び入浴するので、ここでは軽めに。
▼18:30 出港。
陸から離れるシーンは、毎回ワクワクします。
デッキから出港の様子を眺めて、ひとしきり楽しんだあと、船内に戻ります。
▼19:00 展望ラウンジでブログ作業。
窓から外が眺められる展望ラウンジは、人気のある場所です。
特に、2等の雑魚寝部屋にいる人たちが流れてくる場所なので、混み合う時期は争奪戦です。
個室は窓が無く、携帯キャリアの電波が届かないので、通信するときは部屋の外に出る必要があります。
今回はお客さんが少なかったので、場所は選び放題でした。
▼19:30 明石海峡大橋を通過。
瀬戸内海を航行するフェリーの楽しみは、本州と四国に架かる橋を真下から眺められることです。
時間に合わせてデッキに出ると、ほかにも見物のために人がいました。
▼20:00 展望ラウンジで晩ごはん。
阪急梅田駅で買ったお弁当と、売店で買ったビールで晩ごはんです。
今回は混雑していなかったので、レストランでも良かったかも。
21:30 入浴(2回目)。
出港直後は混雑するお風呂も、この時間になると空いてきます。
ゆらゆら揺れながら、泡風呂に浸かってのんびり過ごします。
▼22:40 瀬戸大橋を通過。
再びデッキに出てみましたが、瀬戸大橋は暗くてあまり面白くありませんでした。
さすがにこの時間は、だれもデッキにいませんでした。
23:00 就寝。
部屋に戻って寝ます。
エンジン音は耳栓でシャットアウトできるのですが、振動はふせぐ術がありません。
振動するベッドの上でうたた寝します。
5:30 起床。
▼6:00 朝食。
レストランで朝カレー+目玉焼きを注文しました。
ひと晩寝かせたカレーっぽくて美味しかったです。
6:30 下船準備。
部屋に戻って、荷物をまとめます。
▼6:40 再びデッキへ。
残念ながら雲が多くて朝日は拝めませんでした。
▼7:00 下船
これは新門司港のフェリーターミナルです。カッコイイ!!
ついに福岡県に初上陸しました。
おわりに
久しぶりの船旅は楽しかったです。
船はあちこち動き回ることができるので、夜行バスや寝台列車に比べても、快適だと思います。
次はどこに行こうかな〜。
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