今日はお天気も良くて暑かったので、大谷資料館に涼みに行ってきました。
せっかく宇都宮に住んでいるのだから、いちどは大谷石を見ておかないとね、という事です。
採掘場跡はものすごく広くて、涼しくて、薄暗くて、しっとりしていて、異世界に迷い込んだようなワクワク体験が出来ましたよ。
大谷資料館のおすすめポイント
▼公式HPはこちら。
おすすめポイント
- 夏はひんやり涼しい(むしろ寒い)
- 地下の巨大空間!
- 石好きにはたまらない(多分)
- 資料館では歴史も学べる
- カフェではかき氷やジェラート、食事もあるよ
- ついでに大谷寺も巡ろう
注意点
- 中は気温が低いので、防寒対策を忘れずに
(入り口で毛布も貸し出している) - 地面は濡ていて、階段も沢山あるので歩きやすい靴で
- 三脚、一脚、自撮り棒は使用禁止
- 立ち入り禁止エリアには入らないこと
ざっくり解説:大谷石について
分類としては、流紋岩質角礫凝灰岩(りゅうもんがんしつかくれきぎょうかいがん)、と呼ばれるものだそうです。
大谷石のなりたち
大谷石(おおやいし)とは、日本列島が今の形になる前に起きた火山活動で噴出した砂礫や火山灰が海中で凝固したもの、だそうです。
▼分かりやすい解説プレートより。
この種類の石は日本各地にあるそうですが、大量に採掘が可能なのはこのあたり一帯だけとのこと。
大谷石の特徴
- (比較的)軽い
- 加工がしやすい
- 耐火性に優れている
このあたりでは、家の塀や蔵の壁などによく使われています。
▼重さ比べ。
大谷資料館のアクセス情報など
地図
住所
- 栃木県宇都宮市大谷町909
(カーナビに住所で入力すると迷子になります!)とのこと
駐車場:あり
- 第1〜第4駐車場あり(計300台以上)
路線バスの経路
- JR宇都宮駅西口6番乗場から大谷・立岩行きに乗車し約30分
- 東武宇都宮駅からは、東武駅前バス停で大谷・立岩行きに乗車し約20分
- 資料館入口で下車して、徒歩約5分
料金
- 大人:800円
- 子供:400円(小・中学生)
- 未就学のお子様は無料
大谷資料館を写真で紹介
▼駐車場付近で愛車を撮影。
後ろに見える崖の白い部分が、大谷石です。
僕が着いたときは、第1駐車場はほぼ満車でした。
予想以上に混雑していてびっくり(失礼)。
駐車場にバイクを止めて、坂道を登っていくと、トイレとカフェと大谷資料館が見えてきます。
▼資料館の外観。
この資料館から、地下空間に降りていくことができます。
資料館には大谷石の採掘の歴史などを紹介するコーナーもあります。
資料館の入り口で入場券(800円)を購入して、階段を下りていきます。
▼その先には巨大空間がどーん!
最初にこの景色が目に入ったときはワクワクしました。
PCゲームの「トゥームレイダー」のファンなので、こういう空間はワクワクしてしまいます。
▼Wikipediaの解説。
https://ja.wikipedia.org/wiki/トゥームレイダー
ついつい辺りを見回して、探索ルートを探してしまいます。
▼地下空間(の一部)。
自由に見て回れる範囲は狭くて、ほんの入り口付近しか見ることが出来ません。
といっても、十分に広大で楽しいですよ。
▼夏場は少し気温が高いようで、今日は約13度でした。
▼湿度は高い。
▼手彫りのあと。
▼機械掘りのあと。
丸ノコみたいな道具で削っていくので、表面は比較的綺麗です。
▼戦時中は工場として利用されていたとか。
かの中島飛行機も、この採掘場跡を利用していたのですねぇ。
こういう地下空間は珍しいので、色々な映像作品のロケ地になったり、イベント会場として利用されているそうです。
いくつか作品の写真などが展示されていました。
古いものでは「セーラー服と機関銃」、もちろん薬師丸ひろ子が主演した方ですが、地雷を踏まされたシーンで使われたそうです(といってもサッパリ覚えていませんが)。
▼今日はミュージックビデオの撮影が行われていました。
資料館の横にはカフェがあり、かき氷、ジェラートなどが販売されています。
▼夏なのでかき氷も販売中。
おわりに
所要時間は1時間くらいでしょうか。
宇都宮市街からもそれほど遠くなく、バスでもアクセスできるので他の観光スポットと組み合わせて見て回ると良いでしょう。
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