今着ているスーツは5年以上前に買ったものです。
ランニングを始める前に購入したもので、今の体型には全く合っていないのは分かっていたものの、買い換えることなく長いこと過ごしてきました。
普段着を買いに行くのと違ってスーツ屋さんに入るのはどうも苦手なのです。
最近は人前に出て話をすることが増えてきたので、さすがにダボダボのスーツはまずいな〜と思い、オーダー(セミオーダー)で作ってもらう事にしました。
「DIFFERENCE」でスーツを購入してみた
都内で、しかも手ごろな価格でセミオーダーのスーツを作ってくれるお店はいくつかありますが、今回はこちらのお店を選んでみました。
佐藤可士和さんがトータルプロデューサーとなって作られたお店です。ちょっと前に佐藤さんの本を読んでいたので、興味を持ったという訳です。
まずはネットから予約
お店でオーダーするには、まず予約をしなければなりません。
Web経由か、スマートフォンのアプリから予約することができます。
このWebページとスマホのアプリはやたらと動作がモッサリしていて、ちょっと萎えましたが、なんとかユーザー登録と予約を済ませました。
そしてお店へ
そして予約当日(今日)、お店に行ってきました。選んだ店舗は自宅から比較的近い、DIFFERENCE神田駿河台店。
オーダーの流れはこんな感じでした。
- システムの説明
- 生地選び
- デザインの指定
- パンツの採寸
- ジャケットの採寸
- 支払い
生地選び
まず生地を選ぶのですが、タイミングを間違えてしまいました。今は春夏物を売る時期なので、僕が欲しかった秋冬物は在庫が残り少なくなっていました。
生地はiPad Proの画面から選ぶか、生地見本を見て決めます。
iPadで生地選び、と聞くとなんだかかっこよく聞こえますが、やはり画面で見るのと実物では全然違いました。結局生地サンプルを見て決めるので、iPadは必要ないな、と感じました。
しかもiPadのアプリ?Web?の動作が重いしページのデザインがイマイチで、非常に使い勝手が悪かったです。
生地は価格帯が別れていて、35,000円、50,000円、70,000円、100,000円の4段階でした。この金額に加えて、次のデザイン指定でオプション料金がどんどん追加されていく、というシステムです。
デザインの指定
オーダースーツでは一般的な範囲で、自分の好みに指定することができます。
もちろん、デフォルトから変更すると、その都度オプション料金が加算されていきます。
裏地を変える、牡丹を変える、ステッチの色を変える、などなど、それほど金額は高くありませんが、カスタマイズするとどんどんお値段がつり上がっていきます。
僕はボタンと裏地を変更してみました。
パンツの採寸
採寸用のサンプルをいくつか出してもらい、ウェスト周り、もも周り、ふくらはぎ周り、裾の丈などを合わせていきます。
ジャケットの採寸
こちらも同様に、肩パットのサイズ、肩幅、胴回り、袖の長さ、着丈の長さなどを調節していきます。
今回はいちばんベーシックな感じで、とお願いしたので、まあ全体的に普通のシルエットになっていると思います。
約90分でオーダー完了
最後に支払いを済ませて、オーダー完了です。
仕上がりは2週間後だそうで、他のメーカーよりも短納期です。なぜ短納期なのか、実際の縫製作業はどのメーカーでも同じようなものだと思うのですが。
感想:普通
「佐藤可士和プロデュース」とか「スマホであれこれできる」とか謳われていますが、普通のスーツ屋さんでした。
とにかくWebとアプリ周りの使い勝手の悪さはなんとかした方が良いなと思います。
店舗はオシャレですが、それほど広くもなく店員さんがバタバタ動き回っていたので、なんだか落ち着かない感じでした。
とはいえ、久しぶりに新しいスーツが出来上がるので、楽しみではあります。
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