CARV digital suki coachのレビューです。
今回は「Training」モードで滑ってみました。
CARV digital ski coachレビュー(5)Trainingモードはアドバイスをもらいながらみっちり滑るモード
レビューのまとめページはこちら。
前回の記事はこちら。
前回は「Free Ski」モードで滑ってみましたが、今回は「Training」モードで滑ってみました。
「Training」モードの特徴
「Training」モードはその名の通り、特定の技術要素を重点的に練習するモードです。
このモードには、以下の4つのメニューがあります。
- Carving Training
- Pivot Slips
- Outside Ski Truns
- Balance
「Carving Training」はカービングターンの練習、「Pivot Slips」はスキーを回し込む練習、「Outside Ski Turns」は外スキー荷重の練習、「Balance」はセンターポジション(で荷重)の練習、となっています。
各モードごとに20段階のGradeが設定されていて、Grade 1からスタートして合格すると次のGradeに進んでいきます。
各Gradeを合格基準は、直近の20ターンのうち16ターン以上を成功させると合格でとなります(16ターンで星1、18ターンで星2,20ターンで星3)。
また、滑走中は適宜音声で「もっと重心を前に」「もっとエッジを立てて」といったアドバイスがもらえます。
「Training」モードのはじめ方
CARVアプリでRecordアイコンをタップすると、以下の画面が表示されます。
ここで、画面中央の「CURERENT MODE」の横に表示されているのが、現在選択されているモードになります。
ここで、「Free Ski」をタップすると、モードの切り替え画面に変わります。
画面上部に「Free Ski」「Training」「Challenge」「Monitor」という4つのタブが表示されているので、ここで「Training」をタップすると、上の画像になります。
そして、上下にスクロールすると「Carving Training」「Pivot Slips」「Outside Ski Truns」「Balance」という4つのメニューを選択できます。
「Carving Training」をタップすると、トレーニングの開始画面が表示されます。
ここで、再生マークの付いている画像をタップすると、このメニューの練習内容について動画で説明を見ることが出来ます。
準備ができたら、「START TRAINING」ボタンをタップします。
ここで「Auto level-up」をオンにしておくと、滑走している間に(規定のターンを成功させると)Gradeが上がっていきます。
「Training」モードで滑ってみた
今回は、4つのメニューを順番に滑ってみました。
初めのうちはサクサクGradeが上がっていきますが、途中で成功率が下がっていきます。
同じメニューでも、上位のGradeは要求される技術の精度が高くなっていくためです。
このように、次のGradeに上がるために必要なアドバイスが表示されます(音声も)。
得意なメニューはサクサクGradeが上がっていくのですが、苦手なメニューは苦戦しました。
苦手なメニューは失敗することが多いため、なかなか16ターンをまとめて仕上げることが出来ません。
「Training」モード1日目の成績はこんな感じでした。
- Carving Training:Level 16
- Pivot Slips:Level 14
- Outside Ski Turns:Level 18
- Balance:Level 5
Balanceが圧倒的に苦手でした。
足裏全体で踏み込めないということは、ポジションに問題があるということですね。
急斜面でコントロールできない原因がしっかり結果として表れています。
このように、技術要素によって得意、不得意が数値化されるので、優先的に取り組むべき課題がはっきり分かります。
滑りながらアドバイスをもらえるので、練習の密度が高い
滑りながらアドバイスをもらえるので、普通のスキースクールで受けるレッスンよりもフィードバックが早くなります。
つまり、試行錯誤の回数が増えて、止まっている時間が無くなるので、練習の密度が高くなると感じました。
けっこう短時間で効率良く練習できるモードだと感じました。
ですので、「Training」モードで滑り込むと、かなり疲れます。
つづく
今後も「Training」モードを使いながら、苦手な要素を重点的に練習する必要がありそうです。
次回はChallengeモードで滑ってみようと思います。
コメント